TURN22 各国の会議その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
イギリスはたまりかねてフランスのかつての料理のことを言った。
「イタリアのところから上司の奥さんが来るまでな」
「また随分大昔のこと言うな、おい」
「実際酷かっただろうが」
「その頃から手前は全然変わってねえだろうが」
「何っ!?胡椒の使い方は覚えたぞ」
「そんなの常識だろうが」
二人で言い合う。やはりイギリスとフランスの関係はよくない。こうした言い合いの後でだ。
会議は自然と流れた。イギリスはやれやれといった顔で帰路につく。その彼の横にだ。
妹が来てだ。こう言ってきた。
「あの、お兄様の会議の方は」
「いつもの調子だよ」
視線をやや逸らさせてだ。イギリスは妹に話した。場所は会議が行われていた建物の廊下だ。そのガメリカ調の廊下を進みながら話すのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ