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ヘタリア大帝国
TURN22 各国の会議その三
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な」
「あいつが座る席あるな」
「そうだよ。けれど今回はな」
 今回の席はどうかというのだ。
「普通の席だからな」
「何だ、あの呪いの席じゃないのか」
「少しがっかりしたあるぞ」
「いや、あいつにはあの椅子の呪いも効かないからな」
 イギリスは二人に残念そうに答えた。
「俺としちゃ効いて欲しかったんだけれどな」
「できればドクツに負けて欲しいぞ」
「同感ある」
「それが同盟国への言葉か?」
 フランスも二人の言葉には少し引いた。
「まあな。俺はいいとしてな」
「僕は共有主義も大嫌いだぞ」
「同じあるぞ」
「だよな。共有主義なあ」
「あれ一体何なんだ?」
 イギリスはフランスにその共有主義に対して尋ねた。

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