暁 〜小説投稿サイト〜
魔法使い×あさき☆彡
こーひーぶれいく そのに
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
っほ、手の甲を口に当てて高笑い。

「凄まじく似てねえええ!」

 手を打って大爆笑しているカズミ。……の横では、正香が青ざめた顔で、

「アサキさんにとっての、わたくしの人物像がそれですか。そうですか……」

 そもそもズルガリではなくブルガリですけど、とかなんとか呟きながら、ぷるぷる身体を震わせている。


     3
(はる)()ちゃんの真似えーっ。じゃろってなんじゃろー」

「公共なんとかの回し者かお前はーっ」

 突っ込み入れるカズミ。

「でもさっ、声質はちょっと似てるかもお」

 楽しげな顔で見ている(なる)()

「似とらんわ!」

 声を荒らげて不満そうな治奈。

     4
「最後はカズミちゃん! アサキ、無事で良かった! ……だってオレっ、本当は誰よりお前のこと大切に……」

「こうやって猛獣を懐かせようとしとるわけじゃな」
「地道な努力が健気すぎて泣けるよお」

 腕組みしてうんうん頷く治奈と、泣き真似している成葉、それと……

「つうかあたし、オレなんていったことねえんだけど」

 拳をぎゅっと握って怒りに身体をプルプルさせているカズミ。


     ― 完 ―
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ