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ヘタリア大帝国
TURN22 各国の会議その二
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い上司にか」
「ああ、今の上司、国王代理とも摂政とも言うんだがな」
 どちらにしてもだ。国政を代理する立場の人間だというのだ。
「その人にな。政治とか軍事とか一から教えててな」
「確か御前のところの王族のお姫様だったよな」
「そうだよ」
 フランスはこうイギリスに答える。彼等は円卓のある会議室に入っている。その会議室は機能的で簡素なものだ。その場で話をしているのだ。
 その中でだ。フランスは言うのだった。
「シャルロット=パルトネーさんっていってな」
「そっちのどういった王女さんなんだ?」
「前の王様、今は前の前か」
 そのシャルロットが一応国家元首だからだ。そうなるのだった。
「その人の四番目の娘さんだったんだよ」
「何か微妙な位置にいそうだな」
「正直お姫様でしかも四番目だとな」
「そっちじゃ王位は回らないよな」
「殆どな。だから軍事とか政治に無縁で育ててもらってな」
 それでだとだ。フランスはイギリスに話していく。
「で、いざ国家元首になるとな」
「そういうことは全然知らなかったのかよ」
「だから俺が今一から教えさせてもらってるんだよ」
 フランスはこの事情をイギリス達に話しながら空いている、とはいっても何故か仲の悪いイギリスの隣の席に座りながら話した。

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