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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
返答と試合開始。
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0の小ミサイル弾は特に規制がないので、一輌につき20弾も用意した。
「明日はついには決勝だ。気を引きしめて行くぞ。」
「「「おおー。」」」
白河は全員が整備終了と共に帰宅をした。

「りかりんいる?」
沙織さんが私の部屋の前に来ていた
私は食べていた焼きそばを手で持ち、玄関に向かった。
「何のよう?結構、疲れてるんだけど。」
「りかりんも一緒に晩御飯どうかなって。」
「もう食べてる。」
梨華は持ってきた焼きそばを沙織に見せた。
「なんで焼きそば?普通はカツでしょう。」
「どうして?」
「それは明日、勝つためだよ。」
「そうですか。とにかくもう食べてますので失礼します。」
ドアを閉めようとすると、
「待って。明日、勝つ気はあるんだよね?」
「もちろん。」
「お互いに頑張ろうね。」
「そうね。大洗勢の健闘を祈るわ。」
そう言ってドアを今度こそ閉めた。

その後、私は知り合い全員に電話をしたところ、みんながカツを食べていることがわかった。

決勝戦の会場には、大洗女子学園、黒森峰女学院の応援団に加えて、白河女子高、北海学園、青葉女学園の人たちもいた。
それに加え、お母様やしほ様、カチューシャ先輩、ノンナ先輩、ケイ先輩、アリサ先輩、ダージリン先輩等がいた。
「両校、隊長、副隊長前へ。」
私はみほと共に前に出た。
「弱小チームだと、あなたでも隊長になれるのね。」
この言葉に頭にきた私は思わず、
「全員、護身銃、撃ち方構え。」
叫んでしまった。
白河女子高、北海学園の生徒は護身銃をエリカに向けた。
「梨華、私は大丈夫だから。」
「そう。撃ち方構えやめ。」
すると全員が護身銃をしまった。
「今日の審判長の蝶野です。よろしく。」
四人が蝶野教官に礼をして、
「両校挨拶。」
少しの沈黙が続いた。
「よろしくお願いします。」
みほの挨拶にあわせて全員が挨拶をした。
私は味方が待つ方に戻ったが、みほは誰かと話をしていた。
「白河女子高、移動開始。」
私は移動を通告した。
ほぼ同時に北海学園も移動を開始した。

「敵が通りそうな森には小ミサイル弾を飛ばし、その森を通れなくしようと思うから。そのついでに何台か叩くからよろしく。」
開始の合図が打ち上げられた。
「パンツァーフォー。」
私の合図とともに全車両が動き出した。
「はやに通信妨害をするように伝えて。」
「了解しました。」
「去年のかりをかえすよ。」
「「「「おー。」」」」
戦意を向上させた。
「こちら6号車。黒森峰らしき車輌を確認しました。その進行方向に森があります。どうしますか?」
「『全車両、小ミサイル弾の発車用意。目標は6号車から報告があった森。』」
私はすぐに小ミサイル弾を使用するように指示した。

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