暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:25 心を理解する時間が欲しい
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
――side響――
「「……」」
「……あれ?」
ぽかんとしているけど、あれ? 名前間違えたかな?
てっきり中島家式の……いや、その番号に則ってイタリア読みだと思ってたけど……いや、その前に名前らしきこと言ってたっけな。
ミスったな、なんて考えてると。クアットロがニヤリと笑って。
「そう、私こそがラボラトリー、セクレタリーズの戦略参謀、クアットロ・ザ・ミラージュ!」
「絶賛受験勉強中で最近出現できてねぇけどなー」
「そうなのよねぇん」
とほほと苦笑いしているのに対して、ケラケラと笑えばチラチラと道着が見える。
クルッとこっちを見たかと思えば。
「改めて、私が
四菜
(
しいな
)
・スカリエッティよ」
「アタシが
三月
(
みつき
)
だ。よろしくな」
……やけにフレンドリーな感じだなーと。
視線はこの二人を見ながら、なんとか魔力を絞ってギンガ達に念話を飛ばしてみれば。
(あんま知らないんだけど、こんな感じなの?)
(ううん。こっちの世界だとスカリエッティの娘さんで、ナンバーズの上位数……チンクまでがここで、1番から4番、そして七はあっちかな?)
(家族構成はスバルの言うとおり。元の世界だと、二人共あまり口を割らないというか、聞く気が無いと言うか)
……ほー。スバルからの話で、残りがここに居るんだということを。セインと双子? の三人がエルトリアに居ることから一応察してはいたけど。
こうしてみるとやっぱり驚くなーと。
「しっかし、親父から聞いてたけどマジでギンガが一姉とセインみてぇだ」
「スバルちゃんも、ますますカッコよくなっちゃって……三月姉ぇとは全然違うわー」
「あ、アタシだってカッコイイ所あるだろ? この前スイカ割ったら七が喜んでたし」
「……いや、素手でスイカを真っ二つに割る人はカッコイイとは思えないわぁ」
そんな俺らをおいて、向こうで話が盛り上がってるけど……え? スイカを素手で割る? マジで?
(え? 普通でしょ?)
(うん。出来るよ?)
(……え? なにこれ俺がおかしいの?)
こ、怖いわー……いや、俺も出来るっちゃ出来るだろうけど、やろうと思ったことがない。
「しっかし、パパが言ってた通り。はなちゃんとそっくりなお姉ちゃんだ」
「これで強いってんだから凄いよなー……家が開店したらほしいなー」
……ん? 開店?
「あの、あ、はじめまして響と言います。そちらにお邪魔してるはなのあ……ねです」
後ろで吹き出す声が聞こえたけど、気にしない方向で。
「うん、よろしく響ちゃん」
パタパタと二人が縁側の窓から入ってくるのにあわせて、開店っ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ