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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
運命が動き出す時……。中編
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や、俺は、やらないよ。
とまぁ、ふと俺の脳内に残る数少ない死んだ母さんの記憶が脳内を過る程、溢れるドーパミンを感じつつ、俺はシャーリーと共に戦闘に突入する。
そんな感じで、脳みそが爆発しそうな程、沸騰している俺を完璧に置いてけぼりにしつつ、俺達と対峙するネウロイは、有無を言わせないかの様に、ビームを次々と撃ちこんでくる。
「っ!!」
俺とシャーリーに向け、次々と降り注ぐ、ビームの熱さを感じつつ、シャーリーの後に続く様にして、ビームの雨を潜り抜ける。
そんな感じで、シャーリーと共に、ある程度、ネウロイとの距離を詰めると、シャーリーが声を張り上げて、叫んだ。
「ウィーラー!右だっ!!」
「っ!!」
そう叫びつつ、右に勢い良く回避機動を取り、それに俺も続く様にして、回避機動を取る。
この間にも、ネウロイは、俺とシャーリーを撃ち落とさんとばかりに、次々にビームを撃ちまくってくる中、俺とシャーリーは、それを回避しつつ、ネウロイの横を通り過ぎると同時に、シャーリーが、叫んだ。
「今だっ、撃てっ!!」
シャーリーは、そう叫びつつ、振り返りざまに、ネウロイにBARの銃口を向け、トリガーを引き、発砲する。
瞬間、.30-06スプリングフィールド弾の銃声が鳴り響くと同時に、勢いよく銃弾が、銃口から飛び出し、ネウロイの装甲を目掛けて、飛んでいき、着弾すると同時に、ネウロイの装甲を抉っていく。
その様子を見ながら、俺も、彼女と同様に、トンプソンM1A1をネウロイに向けて、構え、トリガーを引き、銃撃を加え、ネウロイの装甲に銃弾を叩き込んでいく。
同時に、トンプソンM1A1の右側に付いているコッキングハンドルが、勢い良く前後し、エジェクション・ポートから、発砲した.45ACP弾の薬莢を勢いよく吐き出していく。
こうして、俺とシャーリーによって、銃撃を加えられたネウロイは、装甲を飛び散らしながらも、果敢にビームを撃ち返してくるが、俺とシャーリーは、それを回避しつつ、更なる攻撃を加えていく。
「これでっ!!」
「なぁ、コレ、使っていいのか!?」
先程と同じ様に、BARによる射撃を続けるシャーリーの傍で、俺はトンプソン片手に、グレネードポーチに入れていたMK.2手りゅう弾を取り出し、彼女に使用の有無を問う。
この俺の問いに対し、シャーリーは「おぉ!」と言わんばかりの表情で、こう返す。
「良いねぇ〜!ド派手にやろうや!!」
「それじゃ、遠慮なく吹っ飛ばすぞ!!」
シャーリーの言葉に、俺は呟きながら、手りゅう弾の安全ピンを、歯で齧ると、勢いよく引き抜きつつ、抑えていた安全レバーから、指を話す。
瞬間、ピンッ!という音と共に、抑えられていたバネが、安全ピンを歯ね飛ばし、信管を作動させる。
「Flag out!」
それを確認した俺は、咥え
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