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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
運命が動き出す時……。前編
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れそうだし。
ミーナ中佐も、少なからず、そこら辺は察してくれたのか、フッと軽い笑みを浮かべながら、こう言い放つ。
「貴方も苦労しているね」
「まぁ、ご理解頂ければ幸いです」
そう言いながら、ふと車内から、外の様子を見ていると、古城らしい建物が目に入った。
偉く年期の入った建物だが、立派な建物……って、まさか、これが第501統合航空団の駐屯地?
段々と近づいていく建物を前にして、そんな考えが胸の内で湧いてくる中、俺の視線に気付いたミーナ中佐が、こう言い放つ。
「あぁ、見えて来たわね。あれが、第501統合航空団の基地よ」
「……マジですか」
いやぁ〜……流石はネウロイへの切り札である統合航空団と言った所か、予想以上に立派な場所に住んでやがらぁ……。
コマンドの基地や兵舎なんか、下手したら、馬小屋の方が快適なぐらいのボロボロさだったし、それ以上に野戦訓練で野宿&テント寝する事も多かったし……。
と言うか、それ以上にテントも張らずに完璧に青空の下で野宿した方が多いぐらいだよな……。
そんな事を思いつつ、501の基地を見つめていると、ミーナ中佐がサラッとこう言い放つ。
「まぁ、少し古いけど、我慢してね。それ以外は、特に建物に大きな問題は無いわよ」
「……これで古いんですか」
正直、寝る場所に、屋根があるだけで感動の領域の俺からすれば、顎が外れそうな豪華設備なんですけど……。
ミーナ中佐の説明に対して、色々とツッコミたい事が口から飛び出しそうになるのを、グッと堪えていると、俺とミーナ中佐を乗せた車は基地のゲートを潜り、停車する。
「さぁ、着いたわよ。ここが第501統合航空団よ」
「ここが……」
ミーナ中佐が先に車から、降り立つ側で、俺は車内から、バッグを背負いつつ、第501統合航空団の基地に降り立つ。
ココが第501統合航空団の基地……。えらく立派なこの場所が、俺の新しい戦いの場にして、俺の生きる理由を探す場所か……。
感嘆や悲観等が混じった複雑な感情を抱きながら、俺はミーナ中佐と共に基地の中へと、足を向けるのだった……。





……

………



<?Side>
ここは第501統合航空団の格納庫。

ここに私、シャーロット・E・イェーガーが使用するストライカーユニットのノースリベリオンP-51マスタングを始めとする、ウィッチ達のストライカーユニットが駐機されている。
私は、そんな格納庫の中に一角に新しく設置されたストライカーユニット用ハンガーに注目していた。
だって、私達が使っているストライカーユニット用のハンガーとは、明らかに違う形している……というか、無駄に整備用のクレーンやら、発電機やら、コンプレッサーと言った様な装備が付いてるし、何だこれ?
それに、私達のストライカー用ハ
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