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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
運命が動き出す時……。前編
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てくる。
まず最初に話しかけて来たのは、扶桑海軍のセーラー服に身を包んだウィッチだ。なぉ、後ろには親友なのか、別のウィッチがピッタリとくっついている。
「宮藤芳佳です!階級は軍曹です!!よろしくお願いしますね、ウィーラーさん!!」
「……あぁ」
宮藤の紹介に短くそう返すと、宮藤は不思議そうな顔で俺に問い掛けてくる。
「どうかしたんですか?」
「いやぁ、まぁ、あれだな……」
そう宮藤に聞かれると同時に、もう殆ど素で俺はこう言い放つ。
「いきなり『さん』呼びかと思ってな……。まぁ、別に俺は『上官だから敬え』とは言わないぞ。だが、ココは軍隊だぞ……。もう少し軍人としての自覚を持てよ……」
「え〜……、あのぉ〜……、その……気を付けます……」
そう言って一気に縮こまる宮藤。あ〜……これまた、地雷踏んだパターンだな……。
胸の内で、本日3度目となる後悔の念を抱いきながら、ふと周りを横目で見てみると、残りのウィッチやウィザード達が、今にも「どうしよう……」とか、「お前行けよ……」と言わんばかりに、混乱していた。
うーん……正直な所、胸の内をぶっちゃけると、別に此処に居る奴らと友達になろうという考えは元うも無いよ、俺。っていうか、こんな「体の半分が兵器な奴なんか、仲間なんか持つ資格無いよ」っていうのが、俺の本音ではある。
だけど、流石に新しく同居する同居人である以上は、必要最低限の関りぐらいは持っておくべきなのは、重々承知なんだけど、どうしても、こんな展開になっちゃうんだよなぁ〜……。やってらんねぇぜ、ハッ、ハッ、ハッ〜!!
「……あのぉ」
「お?」
もう胸の内で、ヤケクソ&泣きが入っている俺に対して、オドオドした声が掛けられ、その声のした方に振り替える。
そこには、さっきの宮藤のすぐ後ろにピッタリとくっついていた居た子の姿があった。
「あの……ウィーラー大尉。私、リネット・ビショップ軍曹と申します。リーネと呼んでください。これから、宜しくお願いします」
「おう、宜しく……」
そう言って自己紹介するリネット基、リーネ……。なんか、彼女に何処かで見たことのある雰囲気が……っていうか、ビショップって聞き覚えがあるな?
彼女の姿を見て、何かしら引っかかるものがあり、それが何か探っていると、1つ思い当たる節が出てくる。
「あ〜リーネ……。お前、姉貴とかいるか?」
「えっ?えぇ、確かに居ますが……」
「じゃあ、もしかして、ウィルマ・ビショップって……」
「え、えぇ、私の姉です!!姉さんと知り合い、なのですか!?」
俺が名前を出して、彼女に問い掛けると、リーネは驚いた様子で、俺の疑問に答えながら、俺に問い掛けてくる。
まぁ、そりゃ、いきなりやって来た奴が親族と知りないなら、驚くだろうなぁ……。
その様子を見ながら、そう思
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