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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica57はやてとルシリオン
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合ってないので、たぶん三股にはならへんと思います。それに、私とシャルちゃんとトリシュは了承済みですし・・・」
「それでもな〜」
美由希さんがルシル君に顔を近付けたところで、「こーら、美由希。はやてちゃん達が決められないだろ?」と士郎さん(なのはちゃんのお父さんで、翠屋の店長さんや)がやって来た。
「久しぶり、はやてちゃん、ルシル君。先月、シャマルさんとアインスさんがケーキを買って行ってくれたよ」
「あ、俺のバースデーケーキです。いつも美味しく頂いてます!」
「いつもご贔屓にしてもらってありがとう♪」
「士郎さんの料理も、桃子さんのお菓子も、八神家みんな大好きです」
「かつての同僚にも桃子さんのケーキを差し入れたことがありますけど、とても好評でしたよ」
「あら嬉しい!」
リンディさん達にもそうやけど、桃子さんのお菓子はミッド人にも喜ばれる味を誇ってる。
「桃子さん。そろそろ話を切り上げないと、はやてちゃん達が料理を選べないよ」
「あ、ごめんなさい!」
「「いえいえ!」」
とまぁ、ちょう時間が掛かったけど私は「明太子パスタとコンソメスープと生野菜サラダ」にして、ルシル君は「ホワイトソースのオムライス、パンプキンポタージュ、クスクスサラダを」注文した。
「ご注文承りました。少々お待ちを」
「あと食後にスフレチーズケーキとミルクティーを」
「あ、それなら私もザッハトルテと、ルシル君と同じミルクティーをください」
「あ、はーい♪」
桃子さんが嬉しそうに厨房の方へと向かった。そして美由希さんも「ごゆっくりどうぞ〜」厨房に入って行ったことで、ホールには私とルシル君だけになった。
「あのさ、はやて。午後からの予定だが、俺、車椅子を降りて歩こうと思う」
「え? そやけど・・・」
「魔導師化は確かにするが、見栄を張って変身魔法で身長は伸ばさないから消費量もごく僅かだ。俺は・・・はやてと歩きたい。デートなら尚更だ」
「っ!! そんなん言われたら、アカンってもう言えへんやんか・・・」
本音を言えばシャルちゃんやトリシュが羨ましかった。ルシル君と一緒に歩いていろいろとデートして。デートをしようって誘ってくれたんはルシル君の方やった。そやからルシル君は、シャルちゃん達としたような、いろんなところを歩いて回るデートを考えてくれてたはずや。そやけど負担を掛けることはしたくないって思う自分もおって。
「ホンマにええの?」
「俺に車椅子に乗ってくるように言ったのは、俺の体を気遣ってのことだろ? そんな優しいはやてに我慢を強いてしまっていることが、俺は情けなくて悔しい。だから一緒に歩きたい。いいかな?」
右手を差し出してくれたルシル君。私は「
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