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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica57はやてとルシリオン
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ンスポートを使う予定やからな。でも居らんのやったらしょうがない。とゆうわけで、「じゃあアルフ。また夜にお世話になるな」ハラオウン邸から発つことにした。シャルちゃんやトリシュのデートの時、ルシル君は泊まりやったけど、私とのデートは日帰りや。
「そうか? じゃあそこまで見送るよ」
アルフを先頭に玄関まで来た私とルシル君は、「いってきます!」見送ってくれるアルフに手を振って、地上に降りるためのエレベーターへ乗り込む。
「しかしはやて。まさか海鳴市に来るとは思わなかったよ」
「そうか? 割と判りやすいと思うけど。シャルちゃんやトリシュとのデートはミッドやったろ? なら私は、私の生まれ故郷・海鳴市を推すよ」
「そうだな、ああ、はやてらしい選択だよ。それで、まずはどこへ?」
「ひ・み・つ、や♪」
マンションから出た後は、私の考えたデートコースの第1目的地に向かって車椅子を押してく。
「まずはバスに乗って移動やね。ちょう買い物に付き添ってもらうけどええかな?」
「もちろん。でもそれなら魔導師化して歩けるようにすればよかった。しかし・・・」
「私が頼んだからな。ルシル君は車椅子で来るように、って」
少しでもルシル君の寿命を延ばすには魔導師化の回数を減らす必要がある。魔導師化しても戦闘を行わへんかったら問題ないってゆう話やけど、蓄積することは間違いないはず。そやから少しでも気を付けたい。
それから私とルシル君は、停留所からバスに乗り込んで、最初の目的地である「スーパー・・・?」に到着や。
「買い物って、服や装飾品と思っていたんだけど・・・」
「あ、うん。今日はデートとゆうか、散歩みたいなことをしようって思うててな。ルシル君と思い出のある場所を回ろうって」
「それで、最初はこのスーパー・・・」
ルシル君は憶えてるやろか。ここは私とルシル君が初めて会った、私にとってとても深い思い出の場所や。スーパーの中に入ると、ルシル君が買い物カゴを膝の上に置いた。
「ルシル君。結構買う物があるから重くなるよ・・・?」
「大丈夫だよ。2リットルボトルの複数購入とかなら考えるが」
「んー。そこまでは重くなることもない・・・はず」
真っ先に向かうんは果物売り場。そこでリンゴやミカン。また別の売り場でお酒とジュースとお饅頭、お供え用のお水。さらに懐紙とロウソクとお線香をルシル君に手渡すと、カゴに綺麗に収めていってくれる。
「はやてのご両親の墓参りだな」
「うん。ちょう付き合ってな」
「去年は行けなかったからな。いい機会だよ。娘さんにはお世話になっていることも合わせて挨拶しておかないと」
「おおきにな」
お供え物の買い物を終えて外に出ようとしたところで、「はや
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