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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:24 なんちゃってのエスコートと、オフシフトの悪役と
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言って誤魔化す。
さて。
「デートって言うからには、何処かエスコートしてくれるのか?」
ニヤリと、笑えているかどうか分からないけれど笑って見せれば。一瞬驚いた様子で目を丸くしながら優しく微笑んで、
「えぇ。頼りない私ですが、精一杯エスコートしますよ?」
きらり、と紅と蒼の瞳が煌めく。こちらの前に出て執事の如く姿勢良く立っているのは、なんというか、
「……モテる訳だよ」
「? 御冗談を」
クスクスと笑ってる流の頭を撫でながら隣に立つが、あまり自覚がないのはどうかと思う。
震離という高い壁が居るからあまり表立ったアプローチを受けてないだけで、流にだって結構な人気があるし。
数少ない男性プレイヤーで、かつ女性受けのいい奴だしねぇ。
そのまま二人並んで飲食街の方へ足を向けてると不意に、
「所で何か希望はありますか?」
「んー……昼に麺類食べてるから、夜は米系がいいな」
「ご飯物ですか。ご飯物はあまり知りませんが、何処か良い所とかってありますかね?」
「寿司でも食べる? 苦手な生魚とワサビを克服するには丁度いいと思うけど?」
「ぁー……美味しいところを知っているならば」
「知ってるよ。さ、行こうか」
「ぅぁー……逆にエスコートされますねこれは」
「迷惑かけっぱなしだからな、そのお詫びだよ」
こんなにも、他愛もない会話が心地よい。
そのうち、次に進めるといいな。
……でも、次に進んだその先は……まだ怖いな。
――side奏――
「……ま、まいったぁぁぁああぁ」
「まいったのはこっちの方だよ〜。いやぁ重心しっかりしてるし、出来るとは思ってたけどここまでなんて。
平行世界の未来にも強い人は居るもんだ」
小さいなのはさんに連れられて、やってきたご実家について早々に美由希さんと組み手をするとは思いませんでした。
小太刀を銃に見立てて接近の打撃戦をしたけど……なんとまぁ、強いことのなんのって。
「しかし、未来のサバゲーって進んでるんだねぇ。まさかいい勝負になったよー」
「こ、こちらこそ。ありがとうございました」
全然呼吸が整わない。ほんの10分程度の手合わせだったはずなのに、連撃の凄まじことよ。
響みたいに居合を使ってたけど、その方向性は全然違った。
響は斬撃に魔力、もしくは純粋に力を乗せて鋭く一閃するのに対して、こちらは引きながら切り裂くようにしてるし、一撃一撃が内部破壊、衝撃を通すことに特化しているんだもん。
動きこそ凄く似てるけど、派生の仕方が全然違うから戸惑った。
何より、仮に銃を使ったとしても……勝てるかと言われれば微
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