第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
思いも寄りませんでした」
「事前に日本に入り大司教から連絡がありましたが」
「しかし枢機卿猊下です」
かつてはその権勢は王侯にも匹敵すると言われていた、バチカンにおいて法皇のすぐ下に位置する緋色の法衣を着た最高位の聖職者である。
それでだ、速水も男に言ったのだ。
「そこまでの方が来られるとは」
「法皇猊下もそれだけ深刻にお考えなのです」
「クロアチアのことをですね」
「そうです、ですから」
それ故にというのだ。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ