ターン7 出動!はたらく機械たち!
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」
「は、はい…………」
自分から言い出したこととはいえ今になって気が引けてきたのか、あまり乗り気じゃなさそうな翔。ま、こればっかりはしゃーねえのかな。
氷弾使いレイス
チューナー(効果モンスター)
星2/水属性/海竜族/攻 800/守 800
このカードはレベル4以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。
氷弾使いレイス 守800
「僕のターン、ドロー!…………パトロイドを攻撃表示で召喚!そしてその効果で、そのセットされたカードを確認する!」
勢いよく飛び出してくる、デフォルメされたパトカー。頭の上の非常灯がぐるぐると回転すると、伏せておいたカードが表向きになった。
パトロイド
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1200
相手フィールド上にセットされているカードを1枚めくり、確認した後元に戻す。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動する事ができる。
パトロイド 攻1200
「こっちの伏せカードは攻撃反応のトラップ、ポセイドン・ウェーブだぜ」
「なら、速攻魔法サイクロンを発動!ポセイドン・ウェーブを破壊するッス!」
サイクロン
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
『………ふむ』
「ん、どうしたんだユーノ?」
『いや、大したことじゃないさ』
そう、大したことじゃない。パトロイドの効果をきちんと使った、ただそれだけの事。でも、俺の記憶が正しけりゃこの時翔はパトロイドの効果を使わずに攻撃の無力化めがけて突っ込んできてたはずだ。やっぱり原作よりこっちの世界のほうが強いってことなんだろう。
「行け、パトロイド!氷弾使いレイスに攻撃、シグナル・アタック!」
車輪で殴りかかろうとしたパトロイドだったが、レイスが慌てて地面にまきびしのように氷の弾をばらまいたおかげで途中で進むのを断念し、すごすごと翔のフィールド上に引き返していく。まったく、自分のカードの効果で手一杯になって、相手モンスターの効果を確認してなかったな?
「翔、残念だったな。氷弾使いレイスは、レベル4以上のモンスターとの戦闘では破壊されないのさ」
「そんな!?」
「だめだぜ、ちゃんと効果は確認しとかないと」
おお、なんか十代がいいこと言った。お前が言うなと返したいとこだけど。
「アニキ、いいからお説教なんてしないでよ!」
「悪い、たしかに説教みたいだったな。やっぱり、デュエルは楽しもうぜ!」
「こっちこそごめん、せっかくアニキがアドバイスくれたのにあんな事言っちゃって…………カードをセットして、ターンエンド」
ユーノ&十代 手札:4 モンスター:氷弾使いレイス
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