ターン7 出動!はたらく機械たち!
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査問委員会は、あの寮に入ったお前たち全員に退学処分を命じる!」
「ちょい待ち。確かに俺たちはあそこの寮に入ったけど、なんでまたそのせいで退学までされなきゃいかんわけだ!」
「校則違反者が何を言うか!」
「朝っぱらから怒鳴り込んできやがって、少しは他人様の迷惑ってもんも考えろっつってんだよ!」
「ま、まあまあ遊野君。一度落ち着いてくれないか」
『ほらユーノ、鮫島校長もああやって言ってるよ?というかこれ以上ペラペラ喋られると後々目ぇつけられんのは全部僕なんだから勘弁しやがれくださいお願いしますユーノ様』
「(おいユーノ、そろそろ止めとかないとヤバいんじゃないか?)」
『ねえ十代もそうやって言ってるよ?だからお願いします抑えてください』
「ちっ、言いくるめるまでは頑張ってみようと思ったのによ」
『待てよオイそんなこと考えてたのかよやだよ退学』
「わめくなやかーしー。それじゃあ…………お願いします、何でも(コイツが)言うこと聞きますから退学だけは勘弁してください!」
『あれ、今「コイツが」って言わなかった?てことはなに、言うこと聞くのは僕なわけ?』
「あーるっさいるっさい。…………お願いします校長、クロノス先生!お慈悲を下さいっ!」
「ならば、私から一つ提案があるのーネ」
「と、言いますと?」
「それはでスーネ校長、ズバリ制裁デュエルですーノ!」
「せ、制裁デュエル?なんだそれ?」
「そう、よく聞きなさい遊城十代。アナタと丸藤翔の二人にはタッグを組んでもらい、学校の決めた相手と退学を賭けたタッグデュエルをして貰うのーネ!」
「タッグデュエルか!面白そうだな!」
『…………僕は?』
「おう、十代と翔はそれでいいかもしれんが、俺はどしたらいいんだ?もしかしてアレか、俺にはおとがめなしなのか?」
「遊野君、できれば君にもタッグを組んでもらいたいところなのですが、なにぶん校則違反者がちょうど三人しかいないもので………」
『あれ、校長の言ってることなんかおかしくない?隼人はもういない扱いなわけ?』
「ああ、ちーっとばかし妙だな。ま、とりあえずクロノスせんせと鮫島校長が結論出してくれるだろ」
その言葉どうり、あーだこーだと言い合ってやっと結論が出たらしい。その位呼び出す前に考えとけよ、と思ったのはナイショ。どうせ言っても不毛なだけだし。
「では決まりました。君には申し訳ないのですが、誰か本校の生徒の中から、ただし遊城十代君及び丸藤翔以外の人とペアを組んでもらってください。もちろん、その場合君が負けてもペアの人には影響ありません」
「『…………何その果てしなくわけわからんルール』」
「…………とまあ、こ
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