第十一話〜訓練〜
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
今は訓練で、あの…その……」
ライがそちらを見ると赤い顔をして慌てているフェイトの姿があった。フェイトは何が起こったか分かっておらず、なんとか理解しているのが今ライに自分は抱きかかえられていること。しかもそれが所謂女性の憧れ「お姫様抱っこ」ということであった。
ライ「怪我はない?」
フェイトの様子を気にせずに尋ねるライ。
フェイト「そ、その…取り敢えずおろして。」
懇願するように頼むその声は段々と小さくなっていきそれと反比例して顔はどんどん真っ赤になっていく。なぜ赤くなっているかわからないライは首を傾げる。
エリオ「フェイトさん!」
キャロ「大丈夫ですか?」
何が起こったか把握したエリオとキャロのふたりはライとフェイトの方に近寄ってきて声をかける。しかし何が起こったか分かっていないフェイトは混乱するばかり。しかも二人に今の自分の姿を見られていることを自覚しさらに顔を赤くする。
そしてそのことを心配したライがフェイトを医務室に運びこんでしまった。お姫様だっこのままで。
入室したときシャマルがすごくいい笑顔だったりしたのは余談である。
そしてこの日の訓練は終了した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ