プロローグ3
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初
も同じだった
口から出たのは自分の物とは思えない程のかすれた声だった。
オレとキリトは身を翻し北西のゲート向けて走り出す―――――。
「キリト! シン!」
直前、呼び止められる。
振り返ると、
「本物の顔、結構良い面構えだな! ま、オレほどじゃねぇがな!」
その言葉にオレ達は苦笑し、
「そっちも、その山賊フェイスが千倍似合ってるよ!」
「次会う時はもうちょっとカッコよくなってろよな!」
この世界で初めて出来た友達に背を向け、あらためて走り出した。
これからどうなるかは分からない。
ひょっとしたら外部からの救出があるかもしれない。
ただ一つ分かるのは。
―――――この世界はゲームであっても遊びではないということのみだった。
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ