第七十六話 群雄、一同に集うのことその六
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うしてだった。
袁紹達にだ。こう言うのだった。
「あの、それでは」
「ええ、劉備さん」
「貴女がなのね」
袁紹と曹操がそれぞれその劉備に対して応えた。
そしてだ。劉備もはっきりと言った。
「私が先陣を務めて宜しいでしょうか」
「うう、しかしでしてよ」
「だから貴女は駄目だから」
まだ未練を見せる袁紹は曹操に止められた。
「いい加減にわかりなさい」
「仕方ありませんわね。それじゃあ」
「妥当なところね」
孫策がここでこう言った。
「劉備は騎兵も多く持ってるわよね」
「はい、まあ」
「だから適役ね。先陣にはね」
「うむ、そうじゃな」
袁術も満足している顔で頷く。
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