第七十六話 群雄、一同に集うのことその五
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悪く言うべきでしかなかった。まさにそうしたことだった。
「全く。前から顔良や文醜達が困ってるじゃない」
「うう、ではわたくしが前線に出るのは」
「駄目に決まってるじゃない」
結論が出た。すぐにだ。
「先陣なんて論外よ。いいわね」
「うう、わかりましたわ」
何だかんだで曹操の話を聞いてだ。それでだった。
袁紹は不承不承ながら曹操の言葉に頷いた。そのうえでだ。
あらためてだ。先陣のことに話すのだった。
「それで誰にするの?」
「先陣じゃが」
また孫策と袁術がそれについて言うのだった。
「曹操も軍師だから無理よね」
「本陣におらんといかぬのう」
その袁紹のいる場所が本陣になる。袁紹はその前線を最前線に持って行こうとしていたのだ。袁紹らしいがそれが問題なのだ。
「私が出てもいいけれど」
「わらわは。どうしようかのう」
「御二人ですのね」
袁紹はその二人を見た。ここでだ。
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