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エテーネ村の話その5
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は大剣に力を込めた。大剣は更に燃え上がる

カズマ「行くぜ!」

俺はベドラーに飛び掛かる。そして

カズマ「でぇや!」

ベドラーを切り裂いた

ベドラー「ぐわぁぁぁ!!!!!!」

シンイ「や、やった.....」

リン「凄い!お兄ちゃんにシンイ様!」

ベドラー「ば、バカな......まさか貴様のような小僧が、火炎斬りを使えるとは.....さらにもう一人の小僧のメラで、強化するとはな、見事だ.....じゃが!例えこの身が朽ち果てようとも、冥王様より与えられし使命だけは!はぁぁぁあ!」

そして、ベドラーは炎を吐いて、テンスの花を燃やし尽くした

シンイ「ああっテンスの花が.......!」

カズマ「てめぇ........!」

ベドラー「はぁ.......はぁ.......め、冥王様!時を超える.......エテーネの民は......め......冥王様の手で......滅ぼしてくだされ!」

そう言ってベドラーは絶命した

カズマ「ちくしょう.....最後の力で焼き払いやがった....!」

リン「ど、どうしたらいいの.......?テンスの花が全部燃えちゃった。時を超えるとか何とか訳の分からないこと言って、私達の邪魔をするなんて、信じられない......」

シンイは、花畑だったところを探し始めた

シンイ「古い書物によると.......私達エテーネの民は、はるか昔自由に時を超える超えられる時渡りの術という能力を持っていたそうです。ですが、時渡りの術を使える者は時代と共に少なくなっていき、数百年前に完全に失われたのだとか........」

カズマ「くそっ、今はもうない能力だが、そのためにこんな目にあわされるとは、あんまりだぜ」

シンイ「ダメだ.......見つからない......。テンスの花が1本でも残っていれば、おばあさまの言いつけを果たせたのに!.........仕方ありません。村に帰りましょう。他に大いなる厄災を止める手立てがあるかもしれません」

カズマ「そう.......だな.......」

リン「ふふふ......」

カズマ「ん?どうしたリン?」

シンイ「リンさん?」

リン「二人とも、これ!」

すると、リンは花を取り出した

カズマ「お前それは!」

シンイ「て、テンスの花!?どうしてそれを」

テンスの花だった

リン「実は、戦ってる時にこっそりあそこから、拾ってたの」

シンイ「ありがとうございます!リンさん!これさえあれば、村を........滅びの運命から救えるかもしれません!」

カズマ「でかしたぞ!」

リン「えへへへ......私も役に立てて、嬉しいな〜!はい、シンイ様」


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