暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第12話『永遠の輝き』
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着く事が必要です。」
そこに雅が現れ、雅はカルテットバインドで晴人を拘束する。
「お前は!?」
晴人は雅を見て質問する。
「自己紹介が遅れて済みません。僕は凪風雅、仮面ライダーディロード。」
「仮面…ライダー?」
「仮面ライダーは人々と世界の平和を護る為に戦う正義の味方。そして、僕はこの世界の平和を護る為にはるばると別の世界からここにやってきました。」
雅は晴人達に説明する。
「それで晴人さんの魔法が消えた原因ですが、晴人さんのドラゴンがファントムに倒されたことで魔力の供給源が断たれてしまったことが原因です。」
「それじゃあ、晴人さんは今!?」
「はい、瞬平さんや大門刑事のように、中のファントムを失った元ゲートと同じような状態です。」
晴人の弟子を自称する青年、奈良瞬平は雅に聞き、雅は答える。ゲートとは、体内の心象風景にファントムを宿す人間のことで、ゲートは絶望することでファントムに肉体を奪われ、ファントムになる前に体内のファントムが倒されることでゲートではなくなる。
「晴人、ごめん!」
雅の話を聴いてコヨミは面影堂から出て行ってしまう。
「コヨミ!?」
晴人は追いかけようとする。しかし、
「カルテットバインド!」
雅は晴人を拘束する。
「コヨミさんのこと、任せてもらえませんか?晴人さんは今、休息を取ることが一番重要です。ドラゴンを失って、身体が不安定なのですよ。」
雅は二藤に後を任せてコヨミを追いかけた。

コヨミは、初めて晴人と本音で話し合った海辺にいた。
「晴人…」
コヨミは自身に着けられているプリーズウィザードリングを見る。
「やっぱりここか。」
雅はコヨミを見つけ出した。
「雅…貴方は私のことについて知っているんでしょ?」
「勿論。貴方の肉体は既に死んでいて、今は魔力をもらわないと動くことが出来ない。だから、魔法使いである僕が来た。ディバイドエナジー。」
雅はリンカーコアから魔力を出してコヨミに与えようとするが、プリーズウィザードリングはそれを弾き返し、魔力は雅に戻る。
「やはり、魔力の源が違うと駄目か!」
雅は残念がる。
「雅、貴方に聞きたい。」
「どうしたのですか?」
「晴人の魔法は、元に戻るの?」
コヨミは雅に質問する。
「合って1時間もしない人の言うことを、コヨミさんは信用できますか?」
「それは…」
「コヨミさんがほしい答えは、そうであってほしい願望です。それに、装填の守護者の使命は世界のルールを護ること。この世界の未来を話すことは出来ません。」
「そう…」
「重要なのは、誰が晴人さんの魔法を信じるか、だと思いますよ。今の晴人さんはコヨミさんとの暮らしを大切に思っています。そうなれば、コヨミさんが奇跡を信じないと。」
雅はコヨミに白紙のカードを渡す。
「これ
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