第七十四話 于吉、裏で蠢くのことその八
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」
「そうね。私達の美しさのせいで世界が壊れるのも駄目よね」
「それもかえってよくないわね」
「じゃあこうしましょう」
「こうすればいいのよ」
くねらせるリズムを変えた。それだけでだ。
崩壊していっていた世界がビデオの巻き戻しの如くにだった。
元に戻っていく。それで終わるのだった。
それを見届けてからだ。二人は平然として話すのだった。
「これでいいわね」
「万事解決ね」
「世界を崩壊させて元に戻すか」
「完全に人間ではないな」
ギースとクラウザーは言い切った。そのことを確信してだ。
「何処まで異常だ」
「訳がわからない」
こんな話をしてだった。そのうえでだ。
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