暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第7章:神界大戦
第222話「もう、振り返る事はない」
[8/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
穿たれた極光は優輝の攻撃として近づいてきた神達を呑み込んだ。

「ッ、はっ!」

 立ち止まる暇はない。
 すぐさま瞬間移動し、イリスの“闇”を回避。
 回避を読んで放たれた別の“闇”も、理力の砲撃を相殺する。

「(“性質”による干渉は、理力であれば真正面から対抗できる。……おまけに、導王として生きていた事が影響してか、“導く”という“性質”が再現しやすいな)」

 神界の神や“天使”しか持てない固有の力、“性質”。
 しかし、その片鱗であれば他の世界の神や人間も持っている。
 “性質”はその人物や存在を構成する要素と言ってもいい。
 そのため、性格や力、人生などから“性質”に僅かながら干渉できる。
 優輝の場合であれば導王であった事から“導き”の“性質”に干渉できた。

「(……本来は、()なんだけどな)」

 “性質”の片鱗を持つ事で、干渉を可能にする。
 それを利用して、優輝は神界外での戦いと同じ事を再現していた。
 即ち、攻防の一連の流れを全て導き、相手に勝つと言う事を。

「(今までならこうも上手くはいかなかった)」

 だが、本来ならそれは仕組みを理解した所で出来るはずがない。
 神界の存在である神達ならいざ知らず、優輝は人間だ。
 だというのに、まるで()()()()()()()()()()かのように振る舞っていた。

「あは、あはははははははは!いい!いいですよ!そうでなくては!そうでなくては困ります!数多の神々で襲ってなお、“倒しきれない”!貴方はそんな存在でなくては困ります!」

「……くそっ……!」

 優輝が覚悟を決めてからイリスのテンションは高かった。
 同時に、攻撃も激しくなっており、その対処に優輝は終われる。
 その上他の神々や“天使”が休みなく襲ってくるのだ。
 何とか競り合ってはいるが、このままではジリ貧だ。

「本当に、本当にいいです……その可能性(輝き)が眩しい……!ええ、だから、だからこそ!それを()したい、()したいのです!」

「ッ、あれは……!」

 重圧、極光、物理攻撃、概念攻撃。
 様々な攻撃を捌きながらも、優輝はイリスの動きを見逃していなかった。
 そのため、その“立方体”が目に入った。

「させるか!!」

「ダメですよぉ?」

「っ、くっ!」

 即座に優輝は瞬間移動する。他の神々を全て振り切って。
 狙うはイリスの用意した“立方体”。
 しかし、分かっていたかのように別の神が割り込んでくる。
 それでも優輝は即座に弓矢を展開、その“立方体”を射貫く。

「あら、勿体無い」

「(ダメだ!止めきれない!)」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ