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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
暗い世界での明るい一団
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しくラーミアを宥める。

「そうよラーミアちゃん。ミニモンちゃんの言う通り…リュカ君は信用してるからラーミアちゃんをお留守番させたのよ。ほら泣かないで…笑って…ね!」
流石はお母さん経験ありのアメリアさんだ。
幼女をあやすのが上手ですね…

「でも…リュカ、ラーミアに『いらん!』って言った!ラーミア、こっちじゃ暗くて飛べない…役に立たないから、リュカ要らないって言った!」
違う違う違う!
お父さんは役立たずに対して要らないとは言わないわ!
そんな愚かな発言をする男じゃ無いわよ!

「違うよラーミア。リュカさんは、我が儘を言うラーミアに怒ったんだよ。我が儘を言わず、良い子にしていれば、リュカさんはラーミアの事が大好きなんだよ」
……ムカつく。
自分の彼氏が、他の女に優しくしているのを見ると…ムカつく!

ざけんじゃねーよアホ鳥が!
私のお父さんを侮辱した上、彼氏に優しくされるなんて…
何様のつもりだオマエ!

ぶっちゃけやってられない気分で、アメリアさん達がラーミアをあやしているのを見学している私。
一人、幼女を慰める事無く冷ややかな目で見詰めている………と、
「ほら、マリーお姉ちゃんがお歌を歌ってくれるって!ラーミアちゃんも一緒に歌いましょう?」
と、勝手に巻き込まれた。

何なの脈略もなく歌えって…
冗談じゃないわよ、私はお父さんと違って滅多やたらに歌う輩じゃないのよ!
大体何でアホのこの為に歌わにゃならんのだ!?

「よかったねラーミア!マリーはとっても歌が上手なんだよ。しかも可愛いんだ!一緒に歌って、ラーミアもマリーみたいに可愛くなれば、リュカさんも今後は一緒に連れて行ってくれるよ!…さぁ、一緒に歌お!」
ちょ、ちょっとちょっと…
何なのよウルフまで…
貴方にそんな事言われたら悪い気はしないじゃないの?

「よ〜し…それじゃぁ歌っちゃおっかなぁ!」
私はラーミアが首から下げてる変化の杖をもぎ取ると、食堂内の椅子やテーブルを雑然と退かし、簡易的なステージを形成させる。
そして、その中央に立って徐に歌い出した。

曲目は『ラブ・ラブ・ミンキーモモ』
小山○美さんの様にプリティー・セクシーに歌いきる。
気が付けば周囲に観客が多数…

調子に乗ってきた私は、更にもう1曲披露する事に…
曲目はまたもやミンキーモモから『ミンキーステッキ・ドリミンパ』だ!
因みにどちらの曲でも、所々で変身しながら歌う。
客の心を鷲掴み!

まずい…すんごい楽しいわ…
どうにも止まらなくなったので、まだまだ続ける事に…
『見知らぬ国のトリッパー』『ラブリードリーム』『おしゃれめさるな』『だいすきシンバ』と魔法の妖精ペルシャを制覇すると、次は…
『デリケートに好きして 』『パジャマのままで
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