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遊戯王BV〜摩天楼の四方山話〜
ターン16 魂鋼の風雲児
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は、全てその基準をクリアするモンスターばかりだ。奇跡を起こすエネルギーよ、不動の戦士に大地踏みしめる力を宿せ!ペンデュラム召喚!」

 赤熱の斧を手に貴金属のバイクを乗りこなすライダーと、重金属の鎧に身を包む不動なる機械の将。本来交わるはずもない2つの勢力が、天空に立ち上った2つの光の柱によって結びついた。そして両勢力の戦士たちが、完成した光のアークに導かれ共に戦場へと降り立つ。

 超重武者ダイ−(ハチ) 守1800
 メタルフォーゼ・シルバード 攻1700
 超重武者カゲボウ−C 守1000

「まず私は、ダイ−8の効果を発動。私の墓地に魔法、罠が存在しないとき、守備表示のこのカードを攻撃表示に変更することでデッキから超重武者装留と名の付くカード1枚をサーチする」

 そして最初に動いたのは、ローラー型の両足を持ち巨大なリアカーをいとも軽々と引く機械の兵士。関節を伸ばしてリアカーに手を入れ、大量に積み込まれた荷物から1対の副腕のような物体を取り出した。

 超重武者ダイ−8 守1800→攻1200

「この効果によって超重武者装留チュウサイをサーチし、そのままダイ−8に対し装備。チュウサイはモンスターカードだが場の超重武者に対し手札から装備カードとして装着することができ、装備状態のときにそのモンスターをリリースすることでデッキから更なる超重武者1体をリクルートすることができる。鐘の音響く大地踏みしめ、百万の敵を迎え撃て!超重武者ビッグベン−K、ここに在り!」

 副腕を装着したダイ−8の姿が光となって消え、遥かに巨大な鋼鉄の鬼神がその場に仁王立ちした。僧衣を模した装甲に身を包み、得物の薙刀を構えるその巨体には目まぐるしく振れるいくつものメーターや断続的に蒸気を吐き出す太いパイプが伸びており、その技術力の高さが垣間見える。

 超重武者ビッグベン−K 守3500

「最後の一押しだ、カゲボウ−Cの効果を発動。このカードをリリースすることで、手札から別の超重武者1体を特殊召喚することができる。私が呼び出すのはレベル1、超重武者ツヅ−()

 超重武者ツヅ−3 守300

「さて、これで最後だ。先ほど、メタルフォーゼの採用に随分と驚いていたようだが……無論、私とて理由もなくこのテーマを採用したわけではない。メタルフォーゼ・ゴルドライバーのペンデュラム効果を発動、私のフィールドから表側表示のカード1枚を破壊することによりデッキよりメタルフォーゼの名を持つ魔法、または罠1枚をセットすることができる。今特殊召喚されたツヅ−3を破壊することで……ここまで来たら何でもいいが、とりあえずメタルフォーゼ・カウンターでも伏せておこう」

 呼び出されて即座に、その名が示す通り巨大な鼓の形をしたモンスターが爆散する
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