暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第11話『Doctorの意地』
[4/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
プのカードを使って正宗のいる幻夢コーポレーションに向かった。
「本当に異世界のライダーなんだな。」
大我は言う。
「どうやら、君たちの願いは叶わないようだね、ドクター諸君。」
黎斗は笑顔で言う。
「どういうことだ、壇黎斗。」
飛彩は言う。
「後7年は君たちと付き合うことになることは確実。ならば、君たちはそれまでの間は私の才能と、バグスターウイルスに頼り切りになるということだ。」
黎斗は自信に満ちた表情で話す。
「神、それ本気で言っているのか!?」
「どういうことだ、九条貴利矢?」
「医学の進歩は早い。7年もあれば、バグスターウイルスの根絶は出来る可能性がある。」
「君は何も解っていない。君たちが早くバグスターウイルスを対処しようとすれば、彼は私達を守る為に現れる。その時、君たちは彼と戦えるのかな?」
黎斗の言葉に、ライダー達は言葉を返せなかった。
「…それで話は解ったが、果たして君に商品価値はあるのかな?」
仮面ライダークロノスに変身する社長、壇正宗は雅に問う。
「僕自身に商品価値はありませんよ。ですが貴方は僕に協力せざるを得ない。」
「何故だい?」
「現在貴社で運営されている『仮面ライダークロニクル』の運用にはバグスターウイルスは必要不可欠。無くなれば当然反応長期に渡るメンテナンスが必要になる。そうなれば販売だって一時中止にしなければならない。株価も下落し、会社の信用も失われる。貴方の夢が叶う前に倒産しかねない。それを防ぐ為には、僕に協力してバグスター消滅の危機を脱する必要があります。」
「なるほど、中々のプレゼン能力だ。是非とも、我が社に欲しい人材だ。」
「お言葉ですが、残念ながらここに留まる訳にはいかないので、その話はお流れ、ということで。」
「君の商品価値、確かに見させてもらった。それで、私にしてほしい協力とは、何だね?」
「貴方には、今回の件はここに閉じこもって知らぬ存ぜぬを通していただきたい。」
「それくらいなら、別に構わない。」
「あとは、バグルドライバーのデータが欲しいところですね。」
「中々欲張りだね。」
「世界の消滅を防ぐのですよ。これくらいなら貴社の利益の方が大きいはずですよ。」
雅は正宗に書類を出す。
「これは何だね?」
「大切な取引ですよ。書面を通すのは必要でしょう。こちらに、署名と社印を。」
雅の言葉を聞き、正宗は契約を結ぶ。
「それでは、僕はCRに戻って敵を止めるように動かないといけないので、これで失礼いたします。」
雅はワープを使ってCRに戻った。
「皆さん、正宗社長との取引は無事成功しました。」
「それで、壇正宗はどこにいる?」
雅の言葉に飛彩は質問する。
「それですが、正宗社長に独断で動かれないように幻夢コーポレーションに縛り付けるのが目的なの
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ