第八幕その十
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「それならね」
「オズの国ではね」
「おもてなしは笑顔で受ける」
「それが決まりですからね」
「今の私達もね」
「是非共」
まさにと言うムカラさんでした。
「受けて下さい」
「そうさせてもらうわね」
トロットは笑顔で応えてでした、皆も一緒にイースター島の人達と一緒にお昼を食べました。そうしてです。
そのお昼は村の広場で食べましたがそこで、でした。
皆は広場の紂王にあるモアイ像を見ましたがそのモアイ像は他のモアイ像よりももっと大きくてでした。
その像を観てです、船長はこんなことを言いました。
「こうしてモアイ像を囲んで食べて飲むことも」
「いいものね」
「そうだよね」
こうトロットにも応えます。
「本当に」
「そうね、面白いわね」
「そして神聖な感じもしてね」
「いいわね」
トロットも笑顔で言います。
「お料理も美味しいし」
「うん、わしとしては」
ある飲みものを飲んで言いました。
「このね」
「ココナッツのジュースね」
「これが一番いいかな」
「南洋の島では沢山あるけれど」
「こうしたところに来た時は」
まさにというのです。
「やっぱりね」
「一度っていうのね」
「ココナッツのジュースを飲みたくなるよ」
「そして今実際に飲んでいるわね」
「今回の冒険でしたかったことが」
「また一つね」
「適ったよ」
自分と同じものを飲んでいるトロットに言うのでした。
「有り難いことにね」
「そうよね」
「それでだけれど」
さらに言う船長でした。
「イースター島のお料理は」
「外の世界では有名かしら」
「モアイ像は有名ですけれど」
恵梨香が答えました、五人で村の人達と一緒に豚肉やお魚を焼いたものに果物を食べています。そこにモジャボロと教授もいます。
「それでも」
「お料理はだね」
「聞かないですね」
「モアイ像が有名過ぎて」
「島の人もいなくて」
「それで、ですね」
「お料理は聞かないです」
四人も言うことでした。
「ちょっと」
「イースター島のお料理は」
「むしろ人がいないとか言われていて」
「聞いていませんでした」
「そうなんだね、けれどね」
船長は食べている五人に笑顔でお話します。
「オズの国のイースター島では違うからね」
「この通りですね」
「美味しいお料理が一杯あるんですね」
「この通り」
「豚肉もお魚も美味しくて」
「果物もあるんですね」
「そうだよ、これもだよ」
こう言ってです、船長はサツマイモやパンの木の実も出しました。そうして五人に勧めて言うのでした。
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