暁 〜小説投稿サイト〜
異能バトルは日常系のなかで 真伝《the origin》
第二部
第五章 担当精霊
5-2 リールート、覚醒める・チーム名
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ろ! ただ英語にしただけじゃんか」
「むずかしいな〜」
そこで千冬さんが
「ちっちっち。鳩子わかってない。大事なのは心にひびくかどうか」
「千冬ちゃん!」
そこで千冬さんが出した答えは

泉光高校文芸部《unlimited super pineapples》

「あんりみてっどすーぱーぱいなぽーず」
「もう台無し??」

安藤くんは最後の希望を託すかのように私の方を見ます。
もう収拾がつかなくなっている気もしますが。
仕方ないですね。
私は修正したホワイトボードを見せました。

泉光高校文芸部《unlimited super powers》

「これは……」
「彩弓さん……いいんですか?」
「これが折衷案といった所でしょうか。灯代さんの言いたいことは分かりますが、安藤くんが一生懸命考えてくれたようですしね」
「彩弓さあん!」
うざっ!
「それにこのルビだと長過ぎるのでたぶん泉光高校とか文芸部などのように呼ばれると思いますし」

「あっ……」
「そうですね、それでこの厨二が満足出来るならそれでいいか」
「私もそれでいいよ〜」
「千冬もおっけー」

いや絶対定着させる! とかのたまう安藤くんを無視しリールートさんに伝えます。
「では、これで」
「分かった。泉光高校文芸部《unlimited super powers》で登録しておく」
「……」
声に出して言われると、なんかキツいですね。
早まったかもしれません。


「あと、リーダーを決めておいて欲しいのだが」
「はい! おれやりたい!」
安藤くんのリーダー立候補は

「いいんじゃない?」
「おっけー」
「りょうかい」
「異論はありません」
秒で決まりました。

「分かった。合わせて登録しておく。ルールについてはもう大丈夫だな。それと……言っていなかったが、もう既に次の対戦が決まっている」
「!」

早くも二回戦ですか。

「次の対戦相手は……」

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