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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第59話 冷血なる虫使い!対決トミーロッド!
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して倒れている美食會の二人に向かわせた。まさか仲間を殺すつもりか!?
「寄生昆虫ども!死体に卵を産み付けな!!」
「止めろ!あの二人はまだ生きているんだぞ!?」
「させません!」
祐斗がトミーロッドの行動に怒りを見せ小猫ちゃんが昆虫たちを食い止めようとする。だが俺は仲間を平気で殺そうとしたトミーロッドに等々堪忍袋の緒が切れてしまった。
「いい加減にしろよ、このクソ野郎がぁぁぁぁぁぁッ!!!」
俺を中心にすさまじい熱が生まれて昆虫たちを吹き飛ばした。
「トミーロッド、あの二人はお前の為に戦ったんだぞ?少しくらいはねぎらいの言葉でもかけてやれよ」
俺は怒りをたぎらせてトミーロッドにそう言った。だが奴は心底つまらなそうな表情で笑みを浮かべる。
「……フフ、幼稚な事を言うね。約に立たない奴は全部ゴミだろう?殺してよくね?」
トミーロッドは本気でそう思っているぞと言わんばかりにハッキリと言い切りやがった。
「だからさ〜イッセー、お前も……早く死んで――――――――――!」
そして口から大量の寄生昆虫を生み出して俺に向かわせてくる。
「トミーロッド!!仲間をゴミなんて言う真正のクズが!お前はこの場にいるどんな虫よりも害虫だ、俺が確実に仕留めてやる!!」
俺は体から凄まじい熱を出して凍っていた腕を無理やり解凍する。
「熱い……!イッセー君の体から凄まじい熱が発生している!」
祐斗は俺の体から出る熱に驚いているがこれは『シバリング』という生理現象で起こした物だ。
シバリングっていうのは冬などの気温が低い時、体の体温が下がったりすると身震いして体温を保とうとする行動の事で俺はその機能を利用して体から凄まじい熱を生み出しているんだ。今の状態ならこの極寒地獄であるアイスヘルでも体温を維持できるから凍死する心配はなくなった。
だがここまでの熱を生み出す為に相当なカロリーを消耗しちまっている、長期決戦は俺の身が持たないだろう。
「速攻で決めるぜ!」
俺は解凍した腕も使い両腕でのフライングナイフやフォークで昆虫たちを迎撃していく、それをかわす昆虫もいたが透かさず朱乃が矢で撃ち抜いていく。
(よし、隙間が出来た!)
両腕が使えるようになったことで攻撃の激しさが増し虫たちの包囲網に穴が出来た。俺は朱乃のサポートを受けながらトミーロッド目掛けて大きく跳躍する。
「喰らえ!10連……!!」
俺は10連釘パンチをトミーロッドに当てようとしたが奴の口の中から見えた得体のしれない生物を見て攻撃を中断する。そしてバク中で一旦距離を取るとフライングフォークで攻
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