蒼紅:第三十一話 凍結
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撃を繰り返しながらも相手に罵倒を言い合う2人。
『…さっきからずっと思ってたんだけど…ぶっちゃけ、2人ともキャラ被ってない?全体的なカラーリングとか、色々と』
「全く違う!」
「言いたくはないが同意見だ。俺をこんな無能力者(屑)と被っているだと?不愉快だ、出来損ないの鉄屑め」
『て、鉄屑だってぇ!?』
「今度はこちらから行くぞ!ライトニングレーザー!!」
今度はソウが一瞬で距離を詰めて零距離での雷撃レーザーを放つ。
高い貫通性能を持つ雷撃レーザーのこれをまともに喰らえば確実に風穴が開くが、心臓を貫くどころかカゲロウで攻撃を透かされてしまう。
「ほう?カゲロウか…少しは頭が回るようだな…」
「そうだ…全ては能力者(化け物)の根絶のため!」
「はっ、寝言をほざく…確かにカゲロウを再現したことには驚いたが貴様のそれは機械制御によって行われている物だろう?ならば…」
ブリッツダッシュで迫ってくるアキュラにカウンターで雷撃鱗を展開し、アキュラのヴァイスティーガーの制御系統をクラッキングする。
「何!?」
「さあ、本物の雷撃の能力の力をたっぷりと味わうんだな!!」
カゲロウどころか殆どのヴァイスティーガーの機能が停止しているアキュラにチャージセイバーが直撃する。
「ぐあっ!?」
「プラズマビット!!」
直撃し、吹き飛ばされたアキュラにプラズマビットでビットを召喚してショットとビットの雷撃弾の連射で追撃し、アキュラに追加ダメージを与えていく。
「まだ終わってはいないぞ!メテオスパーク!!サンダーバースト!!」
今度はメテオスパークによる雷撃弾の雨とマッハダッシュを駆使した雷撃攻撃でアキュラに連続ダメージを与える。
「クッ!」
何とか制御系統が正常になるまでソウから距離を取ろうとするが、通常のダッシュではGVよりもダッシュ速度が速いソウの機動力からは逃れられない。
それ以前にマッハダッシュであっさりと距離を詰められてしまう。
「逃がさんぞ」
後少しで制御系統が正常化する直前にマッハダッシュで距離を詰められて雷撃鱗でクラッキングされる。
「ぐっ!」
「機械が電子技術を制御・制圧する電子系統の能力に勝てるわけがないだろう。馬鹿が」
そのままアキュラの首を掴むと壁に叩き付け、そのままプラズマビットを展開し、アキュラに雷撃弾の連射を叩き込んだ。
「ぐわああああ!?」
絶え間ない激痛にアキュラは悲鳴を上げるが、鬱陶しそうに首を掴んでいた手を離して口を強引に塞ぐ。
「俺に挑む時点で死は覚悟していたろう?喚くな」
プラズマビットがエネルギー切れを起こすまで繰り返し、アキュラの体から力が抜けたことを確認する
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