T La bambina da I'ARIA…
第003弾 その後新学期の朝
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いたくもないし、思い出したくもない。取り敢えず、理子。頑張った私を労って」
「あー、ゴクロウサマ。」
「ありがと。あと、HR始まるまでそっとしてくれると助かる。」
「うー、(>Д<)ゝ“ラジャー!!」
「静かにしてろって。マジで。新学期早々氷漬けになりたいの?」
「うん。それは勘弁して。絶対に。じゃあ、HR始まる直前位に起こすから。」
「あー・・・うん。お願g・・・・zzz」
「お願い」と言い切る前に私は眠りに着いた。
もうそれほど私も限界だった。
それから暫くして。
「なゆなゆー?起きて。HR始まるよ?」
理子に身体を揺さぶられて起こされる私。
「んぁ・・・・。ありがと、理子」
「くふふ。どーいたしまして。」
起こされてからしばらく。
担任の高天原ゆとり先生が教室に入ってきて
「うふふ。じゃあまずは去年の3学期に転入してきたカーワイイ子から自己紹介してもらっちゃいますよー」
と話していた。
ん・・・・?
『去年の3学期に転入してきたカーワイイ子』・・・・!?
うわ、嫌な予感しかしないんですけど・・・・。
多分キンジもそう思ってるわ・・・・。
私の「嫌な予感」は必ずと言って的中する。
案の定、その生徒はアリアでした。
先程、一悶着あった神崎・H・アリアさんでした。
一番会いたくない奴に会ってしまった・・・・。
「〈超サイアクだな。(;´∀`)〉」
「ホントにねぇ!こんちくせう!」
今すぐ寝たい。もう一回寝たい。ガチで。
「先生、あたしはアイツの隣に座りたい」
ずりっ
ごんっ
キンジが椅子から転げ落ち、私が机に頭を打ちつける。
もう同時。寸分狂わず。息ピッタシ。
な、ナニイッテンノ・・・・・?
「〈動揺しまくってんじゃんか・・・・。〉」
そら、するわ!しないほうが可笑しいでしょ!?
「よ・・・・良かったなキンジ!なんか知らんがお前にも春が来たみたいだぞ!先生!オレ、転入生さんと席代わりますよ!」
うわ、空気読んだのに余計な事だというのは・・・・的な。
なんなんだ。武藤よ。
武藤剛気。車輌科の優等生。
乗り物と名のつくものなら何でも乗りこなせる奴。
私の友人その3である。
武藤の申し出にアッサリ快諾のゆとり先生。
先生、そこは拒否ってくださいよ。
そして、教室は拍手喝采。
・・・・・煩い。こっちは疲労Maxなのに。
「キンジ、これ。さっきのベルト。」
アリアはいきなりキンジを呼び捨てにして、さっきキンジが貸したベルトを放り投げた。
キンジがベルトをキャッチする。
「理子分かった!分かっちゃった!―これ、フラグバッキバキに立ってるよ!」
私の左隣の理子が がたんっ!と席を立った。
そして安定の「りこりんタイム」がスタート致しました。
うわ。マジ関わ
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