酔っ払い、魔術師に肩入れする
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な力はありません。」
「買い被りで結構じゃねえか!ヤン!お前が自分の力を信じられないなら、お前の力を信じる俺を信じろ!お前にはそれだけの価値がある!だろう?キャゼルヌ君、ユリアン君!」
「そうですよヤン提督!僕は提督を信じています!」
「まぁお前さんになら袖の下なしで協力はしてやれるぞ。」
「・・・・・・全く・・・・・・分かりましたよ。出来る限りに最善を尽くしますよ。」
「おう!その意気だぞヤン!要はいつも通りお前さんらしく出来る範囲で仕事をしてくれればいいのよ!今回の作戦もよろしく頼んだぞ!」
そういうとグレゴリーはボトルを飲みほし、新しいボトルに手を付けたのだった。
数日後、第13艦隊は正式に設立し、ヤン・ウェンリー少将は司令官として任命された。
そして宇宙歴796年4月、ヤン少将率いる第13艦隊はイゼルローン要塞攻略の為ハイネセンを出撃、なんと味方の血を一滴も流さずに難攻不落イゼルローン要塞を陥落させるという未曾有の大勝利となった。
この知らせは同盟、帝国問わず銀河中に広がり、同盟市民はヤン・ウェンリーを「魔術師ヤン」「ミラクルヤン」と称賛し熱狂した。
また同盟政府の支持率も低支持率からV時回復を遂げ、一時期は政権支持率90%を記録するなど、同盟は久しぶりの大偉業の達成に皆酔いしれた。
だがそれは、後に起こる同盟の大政変への単なる序曲でしかなかったのである・・・・・・
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