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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
四校会議と演習
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のは手を上げろ。」
手を上げたのはみみとさや、桜、桃の四人。
「一様分かっているが梨華の案に賛成の者。手を上げろ。」
残る六人が手を上げた。
「では梨華の案を採用する。」
「深雪さんが雫に話があるってさ。」
杏が雫に言うと、
「何でしょうか?」
「学校の廃校を取り消したくはないか?」
雫の顔つきが変わった。
「どうしてそんなことを?」
「今回、大洗女子学園は大狩流の支援校になることで廃校が阻止できたの。それなら同じ状況下の青葉女学園も阻止してあげたいとお母様がおっしゃていたは。」
「いいんですか?」
「大狩流には現在、11校の支援校があるわ。それに二校位増えても大丈夫らしいわ。」
すると雫は、
「嬉しい話ですが、考えさせて下さい。」
「ええ。返事は来週迄にくれればいいわ。」
「ありがとうございます。」
「それでは一度だけの演習を国家指定校の一つであり、国連指定校である私立GT学園の施設を借りて行いましょうか。」
この学園艦はすでに港に着いていて、
「ようこそ。私がこの学園の理事長の夏村未来です。今日は演習用市街地を使いたいとのことでよろしかったでしょうか?」
すると大洗女子学園のメンバーが、
「こないだの。」
「その節はどうもお世話になりました。」
「では私に着いてきてください。」
案内されて付いていくと、そこには大洗よりも若干大きな町があった。
「此処が演習用市街地です。練習が終わりましたらご連絡下さい。それでは仕事があるので失礼します。」
未来は歩いて一番大きなビルがある方に向かった。
「それではやるか。」
皆が戦車に乗り、準備を始めた。

練習が終わり、未来が迎えに来ると、全員が汚れているのを見て、
「ちょっと付いてきてください。」
また別の所に案内された。
「梨華さんは前回来ましたからわかっていると思いますが、此処は駅の従業員専用の大浴場ですので、一般の方は来ませんから安心して入って来てください。」
「ありがとうございます。」
全員が駆け足で中に入っていった。

入浴中はカット。

「今日はありがとうございます。いい練習になりました。」
みほが挨拶をすると、
「それはなによりです。決勝戦は期待しています。」
「はい。」
それで全員が撤収を開始して帰ろうとすると、梨華が、
「未来、今日はありがと。また遊びに来いよ。」
「えっ。うん、時間があればね。」
こんなやりとりをしていた。
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