T La bambina da I'ARIA…
第002弾 遠山侍と瑠璃姫と・・・
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いたら、アリアとキンジの痴話喧嘩が始まっていた。
私?私は完全に蚊帳の外ですが。何か?
だから、暇ったらありゃしない。
突っ込みどころがあれば突っ込むだけしかないもの。
「―お、恩になんか着ないわよ。あんな玩具くらい、あたし1人でも何とか出来た。これは本当よ。本当の本当。」
・・・・・ちょいと待とうか、アリア?
1人で33台捌ききるて、フツーの人間だと無理だかんな?
私だって瑠璃の能力借りた状態じゃないと無理だわ。って状態だし。
つまり、人間辞めなきゃいけないんですけど?
わかってる?そこらへん。
と、ツッコミしている間にもアリアとキンジの喧嘩は続く。
その最中、アリアは度々跳び箱の中に入ってはスカートを直していた。
あぁ・・・・・。多分スカートのホックが壊れたんだろう。
文にセグウェイの引取り要請するついでにアリアの制服のスカートの替えを手配しておこう。
確かアリアの身長は142cmだったな・・・・。
私が文に連絡終えた後もまだ喧嘩は続いていた。
何時まで続くんだよ。ホントに。
そう思っていたら、キンジはアリアが中学生だと言いやがった。
・・・・・・・What?(゚Д゚≡゚Д゚)
「あたしは中学生じゃない!!」
アリアは地団駄で木製の体育倉庫の床を破壊していた。・・・・・怖っ。
流石の私でもそこまではやらない。ヒメじゃあるまいし。
「悪かったよ・・・・。インターンで入ってきた小学生だったんだな。」
・・・・・・。/(^o^)\
私はキンジがもうどうなったって知らん。
キンジの自業自得だし。
その言葉で当然怒りメーターが振り切れるアリア。
ばぎゅばぎゅん!
ガバメントを再びホルスターから取り出し、発砲するアリア。
・・・・逃げよう。三十六系逃げるに如かず。逃げるが勝ち。
あれ?私無関係だけど、何故に追いかけられてるの!?
「アンタは事実を知っていながらも言わなかったから同罪よ!」
あぁ、なるほど・・・・・・ってなるわけないじゃん!
なんでや!理不尽すぎる!
「じゃあ、ここは任せたよ。相棒。」
そういって、先にこの場から退却するキンジ。
「え、ちょ、おま・・・・・・・」
ふざけんな!
「まずはアンタから片付けてあげるわ!覚悟ぉ!」
鬼のアリアが迫ってくる。
「瑠璃ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ、助けてぇぇぇぇぇ!!」
お休み中の神に思いっきり助けを求める私だった。
これが、私・水無瀬凪優と遠山キンジと神崎・H・アリアの最悪な出会いだった。
この結末はというと、瑠璃をなんとか目覚めさせて対処した。
御蔭様で私は今直ぐにでも休みたい半端ない疲労感に襲われるのであった。
続くんだよ
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