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緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
T La bambina da I'ARIA…
第002弾 遠山侍と瑠璃姫と・・・
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っきの「上沼垂(かみぬったり)」とは違って「田町」になってるし東京都内にはなったけども。
「語呂が悪すぎるっつーの。」
私はそう言ってホルスターからマテバモデル6(セイ)ウニカを取り出す。
マテバモデル6ウニカ。
イタリアのマテバ社が1996年に開発した半自動作動方式の回転式拳銃である。
その独特の機構から、「オートマチックリボルバー」とも呼ばれる。
回転式拳銃としては部品点数が多く、構造が複雑で、製造コストが高いものとなった。更に、可動部分が多いため、より砂塵や汚損に弱い・・・・という問題点はあるものの、私のお気に入りの拳銃である。
「舞え、銃弾よ」
私はセグウェイのマイクロUZIから発射された銃弾が弾かれて制御チップに着弾するように銃弾を撃ち込む。
私の撃った銃弾が壁の役目を果たし、相手の銃弾はL字型に1回ないし2回反射されて制御チップに着弾する。制御チップ破壊後、更に跳ね返り速度が加速され、次の制御チップを破壊する・・・・・。
この一連の動きが6連鎖する。要は
銃弾撃ち(ビリヤード)」→「跳弾射撃(エル・スナイプ)」&「二重跳弾射撃(エル・エル)」→「加速(アクセル)」→「連鎖撃ち(キャノン)」の繰り返しである。
暫く銃弾同士がぶつかり合っていたが、それも静かになる。
そして、「ふしゅぅ・・・・」という音と共にセグウェイは機能停止した。
「( ´―`)フゥー...ざっとこんなものか・・・・。」
「〈お疲れ様、凪優。大体使い方わかってきたんじゃない?〉」
「そうかな・・・・?だといいのだけども。」
「〈もう、持続時間限界だし元に戻って。私は休眠に入るから。〉」
「はいはい。OK。」
そう言った後、銀髪セミロング・紅い瞳の姿に戻る。
「さて、キンジの方も終わったよね?」
「当然だよ。もう終わったよ。」
「そらそうよねwwww私のほうが圧倒的に台数多いし。」
「それでも関係ないだろう?このくらい」
「まぁ・・・・ね。キンジの方はどうなのよ。実は結構やばかったり・・・?」
「このくらいどうってことないよ。アリアを守るためならね。」
「あら、私は対象外なのね・・・(´;ω;`)」
「相棒として信頼しているのだから許して欲しいな。」
「仕方ない。じゃあ許す。」
「それは良かった。」
何時も見たく私とキンジ(HSS・N)が会話している様子までをアリアは跳び箱(防弾)の中から上半身を出した状態で「(○口○*) ポーカン」という表情をしていた。
おそらく「今、私の目の前で何が起きたの?」と思っているであろう。
アリアはキンジと目があった瞬間、ぎろっ!
睨み目になってモグラ叩きの土竜みたいに跳び箱の中に引っ込んでしまった。
あー・・・・・・。これはキンジが悪いかな。たぶん。
そう思って
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