T La bambina da I'ARIA…
第001弾 空から降ってきた少女と瑠璃姫
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傷でいなすのは、通常状態では無理だ。すくなくとも。
この状態だからこそ、無傷でいられるのだ。
最も、相棒の鍛錬が無ければ今の私は無傷では居ないだろう。
しかし、このままいつまでも防御だけでは埓があかない。
なので、弾いている弾丸を攻撃利用する。
その方法は単純に「弾丸の弾く方向を変える」ただこれだけだ。
その狙いはセグウェイに後付けで装備された制御チップ。
そこを破壊すれば、セグウェイ・UZIを破壊せずに鎮圧できる。
が、制御チップのサイズが大きい・・・訳なくかなり小さい。
通常ならば、狙いを定めるだけでも一苦労だろう。
そう、《《通常ならば》》。
先程も言ったとおり、私の身体能力は瑠璃の能力によって大幅に向上されている。
それは動体視力だって例外じゃない。どんなに私を追尾してセグウェイがちょこまか移動しようが、関係ない。
今の私は明確に制御チップに狙いを定めることができる。
そして一度、制御チップの破壊に成功すれば、私の完全記憶再生能力で寸分の狂いもなく残り59台全ての制御チップを破壊出来るのだ。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリッッッッ!
カキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンッッッ!
「( ´ー`)フゥー...ようやく終わったぁ・・・・・」
60台全ての後付け制御チップを全て破壊し、セグウェイは機能停止した。
さてと、装備科にこいつらの引取りを頼むか・・・・・・。
文ちゃんあたりが大喜びで引き取ってくれるだろう。
「〈お疲れ様、凪優。今回は無傷で切り抜けれ無かったけれど、微細な傷程度の軽傷で済んだし、まぁ及第点ってところかな・・・・。〉」
「・・・・手厳しいな瑠璃は。」
「〈甘やかすよりはマシでしょ?〉」
「確かにね・・・・。さて、キンジ達と合流しましょ。」
「〈そうだね。〉」
瑠璃との会話後、凪優は先程のセグウェイを一台パクって(※許可済)、キンジ達のいる体育倉庫へ向かった。
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