第三十八話 いなくても言うので
[8]前話 [2]次話
第三十八話 いなくても言うので
イギリスは韓国の人達に旭日旗のことでの抗議を何とか乗り越えましたが妹さんにうんざりとしたお顔で言いました。
「あいつラグビーのワールドカップに出てないんだよ」
「はい、私もわかっています」
妹さんもこう応えます。
「そのことは」
「それでも文句つけてくるんだな」
「今回オリンピックの予行練習でもあるそうですが」
「あいつ来たらどうなるか」
それこそというのです。
「もうな」
「考えるまでもないですね」
「ああ、だからな」
それでというのです。
「ボイコットして欲しいな」
「今回で心から思われましたね」
「ああ、いなくてもこれだとな」
せめてというのです。
「いたら大惨事間違いないだろ」
「本当にそうなりますね」
「だったら来なくて欲しいぜ」
今回のことで心から思って言うイギリスでした、この国にとって今回のことはうんざりとしましたが貴重な経験になりました。
第三十八話 完
2019・9・30
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ