第43話
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…………」
頭を撫でられたミュゼは呆けた声を出した。
「…………なるほど。エリス先輩もそうですが、姫様もリィン少佐の”この性格”に心を奪われたのですわね♪」
「ミュ、ミュゼ!?…………た、確かにそれもリィンさんを好きになった要因だから、否定はできないけど…………」
すぐに我に返ったミュゼはアルフィンを見つめてからかいの表情で指摘し、指摘されたアルフィンは慌てた様子で声を上げた後小声で呟いた。
「――――――ありがとうございます、リィン少佐。お蔭さまで私も”一人の女として”、本気で姫様達のようにリィン少佐と結ばれたいという気持ちが芽生えましたわ♪」
「ミュゼ!?」
「ハハ…………」
そしてミュゼの宣言にアルフィンが驚いている中、リィンは苦笑しながら答えを誤魔化していた。
その後二人艦内の徘徊を再開したリィンはクルトがフォルデにある事を訊ねて、フォルデがそれを軽く流して答えを誤魔化している会話が聞こえてきた為、二人の様子が気になり、二人の部屋に入った――――――
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