第2話 神様特製装備!やりすぎ?なにそれおいしいの?
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《オートホールド》が付与
これ、ローブと一緒じゃない?と思ったのだけれど全然違う。
外側=マントの自動防御魔法を越えた先にはローブの自動防御魔法が展開・・・という事よね。
自動収納魔法は、マントの内側に押し当てると勝手に収納されるようだ。マントの裏地がゲートになっている。倉庫みたい。
そんな訳でちょっとやりすぎた?いやいや便利は偉いと内心ホクホクしながら次に視線を向ける。
次は草っぱらに寝転んでいた私の右におかれていた武器。
特徴的な反りをもつ短刀。
鍔有りで刀身も30cmほど。大きめのナイフとして使えそう・・・・・・そんなことを考えていた時期が私にもありました。
名称『妖刀正宗』 能力:自動体力回復魔法付与・切れ味強化・耐久力強化。ミスリル製
・・・・・日本刀の弱点に真っ向から喧嘩売っているわね。折れず・曲がらず・欠けずの耐久力強化に加えて切れ味強化のフルコンボ。
加えて世界最高硬度のミスリル製。つまりはそれだけでとてつもなく頑丈ということ。
おまけに魔力を流すと形状が変化する機能付き。
刀身60cmほどの日本刀タイプと、刀身90cmほどの大太刀タイプに。
・・・大太刀をみて、某片翼の天使を思い出した私は悪くない。
あのキャラクターは好きだもの。左肩からまっすぐ切っ先を向けて構えればいいのかしら?
とりあえず、短刀タイプをただの『短刀』、日本刀タイプを『正宗』、大太刀タイプを『妖刀正宗』と呼ぶことにした。
便利だからいいけど、と切り替え短刀に戻して左腰のベルトに差す。
最後に寝転んでいた地面の左側に残ったリュック。
かなり小さいタイプ、何が入っているのか開けてみる。
・・・うん、だってこの物語チートだもの。
そう思いつつ中を見聞。
入っていたのは松明にランプ、金物の鍋や食器、水筒にタオルや火打石、釣竿など旅の必需品がごろごろ。
水筒は竹製の小さめのモノが6本。あんまり入らないかと思ったら魔法で中身無限になっていた。味は普通の水とレモン風味にオレンジジュース。
何故6本とか思ったけれどこの後の展開を考えてですね、わかります。ご都合主義万歳、グッジョブ神様。
小分けにされたいくつかの袋。1つには今私が来ている服装が3セット入っていた。一応予備?たぶん使う機会無いよと思った私は悪くない。
もう1つの袋には下着がたくさん。もう1つは食糧が少々、もう1つは空だった。
最後に手のひらサイズのお財布。中には数枚の金貨。この時代ならかなりの値打ちかな。
とりあえず財布をローブのポケットに入れておく。
リュックに小分けの袋、財布の容量キャパシティは無限になっていた。
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