第2話 神様特製装備!やりすぎ?なにそれおいしいの?
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限の力を使い助け守り協力し、気にいらなければあっさり斬り捨てる。
私は私と、私が大切だと思う者のためにのみ力を使う。
力を持つ者の傲慢・・・排他的・・・いくらでも出てきそうね。
それでも構わない。それが私の生き方。私の覚悟。
やっぱり魔王かなと苦笑しながら後ろの存在に声をかける。
「そんな感じで行こうかと思うのだけれど、どうかしら?」
「そんな感じで行こうかと思うのだけれど、どうかしら?」
「ふむ、まぁよいのではないか?」
久しぶりに会った神様が目の前に座る。
「一応気配を断っておったのじゃが、良く気付いたの」
「それはもう、100年も鍛えればね」
そう、鍛えたのだ。
実際殺しの覚悟を固めて、体に染み込ませるのは最初の10年くらいで済んだと思う。
それじゃぁ後の90年何をしていたかというと、一言でいえば鍛錬。
二言でいえばチート鍛錬。
部屋の特性で体力は減らない・眠くならない・お腹も減らない。
そんな中で次々出てくる相手に戦い続けた。
最初は呼んだ魂の、つまりは普通の人が相手だった。
それがいつしか魔物になり、さらには天使や魔族になっていた。
ちなみに魔物は、知性の低いモンスターを指す。
簡単に言えばゴブ○ンやス○イムだ。
その上位者が魔族。高い知性を持つ存在。原作だとヘルマンとか言ったのがこれに当たる。
この2つを合わせて悪魔という。その上が魔王。
部屋の作った仮初の存在なので、自我や命といった意味では存在していない。
それでも魔族、それも夢魔の綺麗なお姉さんが出てきたときは神様を少し恨みつつ泣く泣く斬り伏せた。
そんなこんなで100年も戦えば、自然と技術も鍛えられる。
具体的には体の使い方や気の扱いなどだ。
お蔭で気を全身に巡らせて強化したり、気弾を放つことも出来るようになった。
我流で剣術もそれなりに。途中から日本刀に変え、文字通り『斬る』ことを重視した。
西洋の剣は力に任せて叩き斬る、が基本だったから。
「そうだ、忘れる前に言っとかなきゃ。1つ追加で欲しい能力が出来たの」
「何じゃ、まだあったのか?」
「魔眼が欲しいのよ。能力は分析・解析特化型」
「何じゃ。直死の魔眼やら絶対遵守の王の力でも望むかと思うたのに」
「その辺は自分の手で直接するからこそ楽しいのよ?」
にっこり微笑んだというのに、神様は視線をそらした。あ、一応言っとくと従わせるって意味でよ?殺して喜ぶ変態さんにはなっていないから。可愛い子を跪かせるなら自らの力でじわりじわりと堕としていくのが・・・ね。
「ワシはなにも言わんぞ、ほれ」
「
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