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冬木市にやってきたアルトリアズのお話
来客
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してきた。
 
アーチャー「全てのサーヴァントが復活したのだ。ギルガメッシュも例外ではあるまい。彼の宝具、王の財宝ゲートオブバビロンを使うことが出来れば、財政に困ることはそうそうない」
 
士郎「待ってくれ、ギルガメッシュがそう簡単にこちらの提案に乗るはずがないだろ。まずメリットがない」
 
そう言うとアーチャーはやれやれといった仕草を見せ、アルトリアズを見る。
 
アーチャー「ここにこれ程までに彼の愛した人がいるのだ。適当にウチで飯を食わせてやるから金を出してくれとでも言えばノコノコ現れるだろうさ」
 
確かに理には叶っている。
 
ギルガメッシュはアルトリアの事を欲しいと言っていた。
 
うちで飯を共にできるとでも言えば乗ることは間違いないだろう。
 
士郎「しかし、そう簡単にギルガメッシュが現れるのか…?」
 
ちょうどその時、家のチャイムがなった。
 
来客である。
 
なんで今日はこうも来客が多いのか。
 
せめてもう少し分散して来て欲しいところではある。
 
士郎「はーい、宗教なら間に合って…」
 
そう言って戸を開けた俺は思わず絶句した。
 
なんでさ。
 
なんでこうもお前達は揃いも揃って、足並み揃えてやってくるのさ。
 
それは、今一番来て欲しく、そして来て欲しくない人物の訪問だった。
 
ギルガメッシュ「よう、雑種。セイバーはおるか?」

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