第三十五話 引っ込めたけれど
[8]前話 [2]次話
第三十五話 引っ込めたけれど
韓国側からの抗議は圧倒的でした、それでポーランドも日本味について販売を中止せざるを得ませんでした。
ですが疲れきったお顔でリトアニアに言いました。
「何でこんな言われるん?」
「韓国さんからだけだね」
「旭日旗とハーケンクロイツ何処が同じか」
「俺もわからないよ」
かく言うリトアニアもでした。
「韓国さんの理屈はね」
「あれ海上自衛隊の旗やん」
ポーランドもこのことは知っています。
「しかもあいつ急に言い出したし」
「そうだよね、けれどね」
「理屈や事実が通用するか」
「ポーランドもわかってるよね」
「今回でもっとよくわかったから」
本当にというのです。
「というかあいつ世界中であんなことやってるん?」
「だからポーランドにも言ったんだよ」
「俺委員長とあんま接点ないけど」
「そういうの関係ないから、委員長さん」
もう目についたら即座に集団で延々と文句を言ってくる、それは歴史だけでなく旭日旗でもなのです。
第三十五話 完
2019・9・29
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ