IF 完全平和ルート
偽装結婚シリーズ
偽装結婚最後の話
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人は優しい表情で微笑んだ。
なぁ、と柔らかな声が男の耳朶をくすぐった。
「……なあ、我が夫。今度一緒にさ、ちょっとばかし遠出しないか?」
「――どこに向かうつもりだ?」
「どこにでも。久しぶりに九尾に会うのもいいし、岩隠れの里へオオノキ君に息子さんが生まれたお祝いを持って行くのだっていいし、湯隠れに観光に行っても悪くないね」
「……相も変わらず、行き当たりばったりだな」
「臨機応変と言ってくれ。それになにより……――」
――――お前と一緒になら、きっとどこだって面白いよ。
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