暁 〜小説投稿サイト〜
蒼と紅の雷霆
蒼紅:第二十八話 人形
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
物を運搬するコンベアだね。カゲロウがあると言っても足元に気をつけてね』

「了解した」

マッハダッシュを駆使して一気に駆け抜ける。

途中で見覚えのある光を発見し、それが体に吸い込まれてソウにいくつかの新たな力が覚醒める。

「メテオスパーク!!」

銃口から巨大な雷撃弾を発射すると上空に飛んでいき、そのまま分裂して隕石のように降り注いで敵を殲滅する。

しばらく攻撃が続くので移動と他の攻撃をすることが出来る。

他には雷撃の力を凝縮した結晶を3つ作り出し、自身の周囲に展開することで雷撃弾を発射するプラズマビットはショットとの併用が可能な使い勝手の良いスキルだ。

そして最後は銃口から高い貫通力を持ち、太めの雷撃レーザーを発射するライトニングレーザー。

このレーザーは壁にぶつかると上下に飛んでいく性質がある。

これは壁の付近にいる敵に使えそうだ。

この光には紅き雷霆の力を底上げすることが出来るようだ。

明らかに今までとは紅き雷霆のエネルギー効率が変わっている。

「この感覚は何なんだ?何故俺とGVの力を覚醒めさせ、強化させることが出来る?」

懐かしい感覚がする光にソウは複雑な表情を浮かべながらも先に進み、コンベアの部屋を抜けるとエデンの兵士を発見する。

「エデンの兵士…やはりここにも居たか」

『一体どんな兵器を造っているんだろう?』

「さあな、あの能力の限界がどこまでかによるだろう」

エデンの兵士とメカを蹴散らしつつ、先に進むと山積みとなったスクラップの山がある。

「このスクラップの部品は使える物もありそうだ。」

『そりゃあね、皇神製のメカならジャンクパーツでも色々と使い道がありそうだよ。実際に、フェザーの武器にはジャンクパーツを流用した物もあるしね』

「まあ、フェザーは一般的にはテロリスト扱いだからな…スポンサーがいると言ってもジャンクパーツも使わないと装備を揃えられん…必要なパーツは後で確保しておくとしよう」

今はシャオがいるから問題はないが、いずれはシャオの援助は受けられなくなるので必要なパーツは揃えておくに越したことはないだろう。

奥に進むと下に破砕機が動いている部屋に出た。

『下にあるアレは?』

『あれは破砕機だね、廃棄物を細かく砕くための機械だよシアン』

「使えない物はしっかりと処分しているようだな」

あの第七波動の糸によって老巧化を理由に破棄されていた施設の補強と稼働が同時に行われている。

モルフォの謡精の力と宝剣の力もあるのだろうが、これだけの規模のことを同時に行うことは容易ではない。

「少なくとも、ただ者ではないのは確かか…」

シャッターを潜るとトラップが作動し、メカがソウに襲い
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ