蒼紅:第二十七話 電脳
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ちゃいそう…しかもガンヴォルト、このままゴリ押すつもりらしいし…あ、体に罅入っちゃったんですケド…)」
切り札と謡精の力を使おうとした時、データの抜き取りが終わったらしくテセオは安堵して自身を転送した。
「それじゃあテセオさんとのバトルタイムはこれにて終了ーwwつってーwww」
「逃げるのか!?」
「だってテセオさんにはやらなきゃいけないことがまだまだあるんでーww暇人のアンタと違って忙しいんスよ。てなわけでテセオさんログアウトーつってーwww」
このままテセオは転送でデータ施設内から逃亡し、残されたGVは溜め息を吐いた。
『GV、大丈夫?』
「念のため、ここのメインサーバを破壊してから帰還する。これ以上、誰にも利用されないためにも」
G7は逃がしてしまったGVだが、あのダメージではしばらくテセオの戦線復帰は無理だろうと判断してメインサーバの破壊に向かう。
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