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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:07 世界のおさらいと、フローリアン姉妹
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やっべ、色々考えてると楽しくなってきた。キリエが何を考えてるかも分かるから。任せとけ、はやてさんもこの世界に来てる以上。フェイトさんを無効化出来る術など、いくらでも出せるしね!!

 あーあ。このやり取りに、アイツも入ったらきっと面白くなるのになぁ。

 でも、この出会いが良い流れに向いてくれたら、私はとても嬉しい。

 色々と準備を開始しまして、と。
 直ぐに響に個別通信飛ばしまして。

『タイマンで試合? 俺と奏で?』

「ごめん。言葉足らずだった。響と奏をそれぞれ指名した人と試合だよ」

『……あー、まぁ。いいけど、なんで俺だ? フェイトやスバルっていう』

 画面の向こうで怪訝そうな顔をしてるのが、ちょっと可笑しくて笑ってしまう。

『……なんだよ?』

「べっつにー? ちなみに、奏の相手はともかくとして、響の相手は一つお願いをされたんだけど……」

 そこまで言うと、響が何かを察したように渋い表情になっていって。

「勝ったらお願いを聞いてほしいってさ」

『……ですよねー』

 がっくりと項垂れちゃった。まぁ、おもちゃにされてるってわかってるとそうなるものなんだなーって。

「所でスピードレーシングはどうですかい?」

『ん? あぁ。いい塩梅で面白いな。はなも連れてこりゃ良かったよ』

「そう……って、丁度一勝一敗か。良いね」

 ログを見てると面白いように接戦を演じてて驚いた。奏をバックに響とフェイトさんの三人対。はやてさんをバックのナカジマ姉妹チーム。
 どちらも奏とはやてさんでポイントをとって、大型はスバルとフェイトさんが抑えて、レース勝負は響とギンガで競り合うという良い流れだ。

『ただ一位を取るにも、加速減速、ドリフトにコース取りとか色々あるからね。なのはさんが居たら喜んだかもしれないってスバル達と話してたよ』

「フフ、たしかにね」

 お互いに笑って話をする。声は違うのにその事実が私を安心させて、こうゆう風に話すやつだったねと思い出させてくれる。

「さて、それじゃ、準備してくれる?」

『ん、あぁ。最初はどっち?』

「うん。最初はね―――」


――side奏――

 ヘリのハッチの様な部屋でいつものようにデバイスを点検させながら、モニターの向こうの震離から話を聞く。

「……それで、私……か」

『ごめんね。対戦相手が滾って仕方ないからさ、もう最初に出さなきゃって思って』

 苦笑いをしている様子を見ながら、両手の拳銃4丁を再度確認していく。問題はないし、何よりデータの世界ということもあっても、こうして気にするのは一つのルーティングに近いものだなと。

「しかし、先輩……あぁ、フェイトさんって言ったほうが良
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