T La bambina da I'ARIA…
装填
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よう・・・・」
「あっ・・・ごめんね?ご期待に添えなくて。
キンジはさっき起きたばっかりで今着替えているから・・・・」
「え、あ、ううん。気にしないで、凪優ちゃん」
「えっと、今日はどうしたの・・・・って、成程ね・・・・」
「私、昨日まで伊勢神宮に合宿に行ってて、キンちゃんのお世話何もできなかったし、
それに凪優ちゃんばっかりに迷惑かけるわけにもいかないから」
「もう、そんなに気にしなくてもいいのに・・・・・。
せっかくだし、リビングで待ってたら?キンジももうすぐ来るはずだし」
「え、いいの?」
「私だって決定権の半分はあるから・・・ね?」
「お・・・・・おじゃましますっ」
白雪は角度で言ったら90°位の深いお辞儀をしてから玄関に上がった。
靴は言わずもがなきちんと揃えてある。
白雪を迎え入れて私は学校に行く為、準備を整える。
「凪優ちゃん、もう行くの?今日は早いね」
「まぁ・・・ね。ちょいと野暮用もあるから。じゃ、あとよろしく」
「うん。いってらっしゃい。また後でね」
「うん。また後で」
白雪に後を任せて、私は寮を後にして、情報科の分室に向かう。
「さて・・・・と。遂に動いたか。武偵殺し。しかし、標的小さいなコレ。」
私のスマホに表示された武偵殺しの情報。
「〈確かに規模がどんどん大きくなってたのに、確かに変かも。
・・・・・何か目的でもあるのかな?〉」
「目的?」
「〈うん。ほら、今回の電波傍受なんだけど、かなり単純だったよね?〉」
「確かに・・・。情報科所属でなくとも良いくらいに単純なパターンだった・・・」
「〈て、事は武偵殺しが狙ってるのって・・・・〉」
「・・・成程。しかし、まんまとやられたな。でも・・・・」
「〈でも?〉」
「まんまと乗ってあげようじゃないの。
そんでもって、この私を敵に回した事を後悔させてやんよ!」
「〈うんっ!だけど、1つ追加!〉」
「何よ。瑠璃」
「〈『私達を』だよっ!凪優〉」
「はいはい。わかってるって。
急いでキンジと合流するよ。瑠璃」
「〈(>Д<)ゝ“了解! 凪優!〉」
フツーの女子高校武偵の水無瀬凪優。
人に好意を示すも適合者が存在しない色金に宿る神。
一度機嫌を損なえば死さえ有り得る気難しい色金の神。
数多の謂れを持つ瑠璃色金に宿りし意志・【瑠璃神・瑠璃】。
混じりそうに無く通常であれば、相反する2つの存在。
これは、その2つの存在が適合している物語。
続くんだよ
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