暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第7章:神界大戦
第220話「たった一人の抵抗」
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ネルギーへと変える行為。
 言い換えれば、より理力へと近づけているのだ。

「ぁ、ぁあ、ぁあああああああああああ………!」

 声にならないような声を上げ、優輝から溢れ出す力が一つの塊になる。
 そしてそれは徐々に小さくなり、機能停止しているリヒトへと吸い込まれた。

「っ………!」

 機能停止したリヒトは、デバイスとしての役目を果たしていない。
 しかし、それでも優輝の“剣”としてそこに在る。
 力が一点に集束したのを見た優輝は、力の圧力に警戒している周りを見据える。

「……こうなったのは、僕の責任だ。だから、この身に代えてでも皆だけは助ける。……責めてもいい。恨んでも、憎んでもいい。業は、僕が背負う……!」

 剣の輝きが増していく。
 想いを束ね、意志を込めたその輝きが結界内を埋め尽くす。

「導きを、救いをここに!“導きを差し伸べし、救済の光(フュールング・リヒト)”!!」

 導きの光が迸る。
 限界を遥かに超えた力によって放たれたソレは、神々の力を凌駕した。




















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