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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:05 他のお家の場合、夢の中の私と
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だと思うよ」

 異様に広い客室ですずかさん……いや、すずかちゃんと談話中。元の世界のすずかさんを知ってるけど、殆ど変わりなくおっとりしてるなぁって。
 そう言えば震離がすずかさんとアリサさんとも連絡をとってるって言った時には驚いたなぁ。

 まぁ、それは置いといて。

「でも未来のはやてちゃん、フェイトちゃん、スバルちゃんに。ギンガさん……共通点が見つからないような」

「きっと共通点になるかはわからないけど、離れて(・・・)暮らしてたっていうのがあるから。もしかしたらそれかもしれないねー」

「ですね」

 それぞれ悲しい別れがあって、きっと私や響はオマケなのかもしれない。だってそれぞれ再会したいって心から願っていただろうし。それに、偶々側に居たから一緒に来たっていうのが一番しっくり来る。

 響も逢いたい人がいるだろうけど、この様子だとこの場所に居ないのか、私達の故郷にいるのかわからないし。

 しかし、亡くなった人に逢いたいという気持ちなら、私達の事を考えると、響と煌が該当するはずだけど、煌はここに来てないし……そもそもまだ目覚めてないらしいし。

 あ、そう言えば……。

「ねぇすずかちゃん? 私は八神堂に飛ばされて来たんだけど……そこに居た、白銀のポニーテールにカーゴパンツ、黒いシャツを着た人が……」

「あ、(サト)おね……さんですね」

 おや、ちょっと変な感じだ。

「私と同じ位の胸だなーと思ってたけど、その人女性扱いされたくないタイプなの?」

「難しいですねー。格好いい方で、面倒見もいいんですけどね」

「ふーん……私会ったら謝らないとなー。何処だここって強く言ってしまったし」

「突然のことですし、仕方ないんじゃないかなって」

 きっと気にしないですよ、と言ってくれるけど……強く言ったどころか、銃口向けたんですよね私。
 あの場に居たってことは、震離達の関係者。つまり魔法を知っている人物なんだろうけど……わからないね。
 
「もうちょっとお話したいですけど、流石にそろそろ寝ますねー」

「うん。学校あるもんね。また明日お話しよっか?」

「はい! じゃあ、おやすみなさい」

 ペコリと頭を下げて客室から出ていくすずかちゃんに手を振って見送って……。

 ちょっとため息。

 しかしお嬢様だというのは分かってたけどこの部屋、実家の私の部屋の何倍あるんだろう……下手したら家よりデカイ……いや、まさか。

『お疲れ様ですねカナデ?』

『今日は色々ありましたものね』

「あはは、まぁね」

 トワイライトとムーンリットの苦笑するようなそんな声を聞きながら、ベッドの中に潜って……うわすっごいやわかいよこれ。
 枕もふっかふ
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