ターン15 暗黒の百鬼夜行
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のターン」
圧倒的不利を微塵も感じさせない、気楽な調子でのドロー。そしてそのカードが、ゆっくりと表を向いた。
「ではスタンバイフェイズ、私は今引いたこのカード……RUM−七皇の剣をあなたに公開します。何かございましたか?」
「『なっ……そ、そのカードは!?』」
巴のエクストラデッキに眠る、残り5枚のカード。そのモンスターの種類によってはこれほどまでの状況も1枚で逆転することも可能となる、問答無用のパワーカード。それを、引いてしまった。この状況で、引き抜いてみせたのだ。
「その様子ですと、何もないようですね。ではメインフェイズ1、その開始時に発動条件を満たした七皇の剣を発動。デュエル中に1度だけエクストラデッキから特定のナンバーズを特殊召喚し、そのカオスナンバーズを重ねてエクシーズ召喚を行います。こんなこともあろうかと、残しておいてよかったですよ……No.107、銀河眼の時空龍。そして同じくCNo.107、超銀河眼の時空龍!」
ニゲ馬車の前に、暗く赤みがかった体色のどこか機械じみた印象の龍が立ちはだかる。そしてその龍が虚空に吼えるとその体が変形し、不気味な黒い四角錐へと変化する。まるで繭か蛹のようなその中でいかなる変態が行われたのか、再び四角錐が展開されるとその体色は黄金へと変化を遂げ、長い首の数は3つに増えその体そのものもさらに二回りほどの巨大化をしていた。
CNo.107 超銀河眼の光子龍 攻4500
「本来ならばこのカードもディストピアの管理下でその効果を存分に発動したいところなのですが、そんなくだらない話は無用でしたね。ペンデュラム・スイッチを使ったところで逃がせるのは1体のみ、全てのモンスターが攻撃表示である以上この攻撃を回避することは絶対に不可能」
「『く……』」
「あいにく私は、末期の句を詠ませる暇を差し上げるつもりはありませんよ。では、さようなら。超銀河眼の時空龍、魔界劇団−ビッグ・スターに攻撃」
3つ首の龍がそれぞれの口から光の奔流を放ち、それらが空中で混じりあって相乗作用でさらにその威力を跳ね上げる。すべてを消し去る光の中にビッグ・スターが、デビル・ヒールが、メロー・マドンナが、そしてニゲ馬車が消えていく。
CNo.107 超銀河眼の光子龍 攻4500→魔界劇団−ビッグ・スター 攻2500
鳥居 LP2000→0
「ぐ……うわあああぁーっ!」
体中が苦痛を訴え、たまりかねて自然と口から出た悲鳴。光の奔流が収まっても辛うじてまだ、彼の意識は残っていた。いや、むしろ気を失うことす
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